144 :1/3:2005/11/30(水) 19:07:33 ID:7/BCQvpM

  • ツンデレ×ツンデレ カップル


「タカシ、ほんとに尊先輩と付き合ってるのかお? ( ^ω^)」
「あぁ…………そうだけど?」
「でも一緒に帰ってる所とか、お昼を一緒にしてる所を一回も見たことがないお ( ^ω^)」
「別に、そんな必要もないだろ? 付き合ってるからって、四六時中一緒に居なきゃいけない事はないし」
「……何だか冷たいお ( ;^ω^)」
「必要がないものはない。二人で居る時間なんて、学生何だからいくらでも作れるし」
「(…………何だか納得出来ないお ( ^ω^) )」


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「ねぇ尊、あの1年生の子……別れたの?」
『? ……何故そうなる』
「いや、だって……何もしてないし」
『何かする必要があるのか?』
「ほら、一緒に帰ったりとか……」
『…………別に、そこまでして一緒に居る時間を増やす事もないと思うが』
「別府君だっけ? ……不憫に思えてきた」
『訳の分からん奴だな……』
「それはコッチの台詞」

145 :2/3:2005/11/30(水) 19:08:08 ID:7/BCQvpM
――――その後の、タカシの部屋。

「さ、どうぞ」
『ん』


『こういう時、お前に兄弟が居ないことを嬉しく思うよ』
「俺も昔は寂しいとか思ってたけど、今はその方が都合いいな」

―――座り、互いに抱きしめ合いながら会話する。

『好きでやっているから別に良いんだが、相変わらず凄い顔の距離だ……(////』
「そうですねw 人とこんな至近距離で話すなんて、普通なら有り得ない……えいっ(チュッ」
『! こら、不意打ちは止めろと言ってるだろ?』
「だって、こんな近くにあったらつい……」
『んっ……(チュッ』
「わぷっ」
『仕返しだ……(////』
「ならこっちは……(チュッ、チュッ、チュッ」
『わっ……とっ……止まっ……』
「ははは……w」
『私はこの方が好きだがな……(ちゅ』
「――――――(ちゅぱっ」
『やはり、キスはゆっくりした方が……』
「えいっ(ぎゅーっ」
『む……(ぎゅーっ』
「落ち着きますね……」
『あぁ、全くだ……』

~~~~~以下、長々とイチャつくので割愛~~~~~

146 :3/3:2005/11/30(水) 19:08:37 ID:7/BCQvpM
――――翌日、朝。

「おっす、おはよう」
「タカシ、前の方に尊先輩が居るんだからそっちに行くんだお ( ^ω^)」
「え? 居るの?」
「ずっと前の車両に乗ってたお。……本当に付き合ってるのかお? ( ^ω^)」
「いや、うん、そうだけど……」
「そのうち愛想つかされても知らないお ( ^ω^)」
「そうは言ってもな……」


―――――――きっと、二人っきりになった時を誰かに見られれば、思いっきり幻滅される。


「尊ーっ、後ろのほうに彼氏クン居たよ?」
『ん? 本当か?』
「あんたねぇ……彼氏が乗る電車の時間ぐらい知っときなさいよ」
『別に、一緒に登校する訳でもないのに知っていても意味はないと思うが……』
「愛想、つかされちゃうよ?」
『…………そうか?』


―――――――そう思った、タカシと尊であった。
最終更新:2011年10月25日 16:49