388 :1/2:2006/07/04(火) 00:43:49 ID:buD3gjJE
とうとう、この日が来たわね!忘れないわよタカシ!アンタが
“かなみって本当に頼れるよね!男の子みたい”って言ったことを!
今日、その汚名を返上するんだから
男1「よし!次はみんなでアレに乗ろうな!」
女1「えー怖いよー!」
男1「大丈夫!俺がいるから心配するなって!」
女1「うん、任せるよ」
男2「流石△△だなよ!○○ちゃんの前だと輝いてるよ」
女2「うらやましいねっ!」
楽しいそうな4人組みだなぁ……せっかくタカシを誘ったのに……
かなみ『…はぁ、なんでこんな奴なんかと…着ちゃったわけ』
タカシ「え、だって誘ったのは、かなみでしょ?僕は悪くないよ…よ?」
『もう!うるさい!アンタは何か乗りたい物ある?』
「えっと……あれかな?」そして観覧車に指差すタカシ
『なんで、来て早々観覧車なのよ!アンタ本当にバカなんじゃない?』
「じゃあ、どれにすればいいの?かなみが選んでよ」
『アレよ!』
「え?お化け屋敷?」
『そうよ!』
こんな手を使うのは気に食わないけど私を女って認めさせる為に
あの中で私が無垢な少女を演じれば、きっとあの間抜けなタカシだって私のことを……えへへ
「ねぇどうしてニヤけているの?」
『え?…あ、いや!もうさっさと行くわよ!』
「あっ!待ってよ、それとね、僕こう見えても、お化けに強いんだよ!」
『ふ~ん、ま、精々泣き喚かないようにね』
「む!また僕をバカにしてるでしょ!」
389 :2/2:2006/07/04(火) 00:44:12 ID:buD3gjJE
そしてお化け屋敷の中を歩く二人
『え、何?……コレ……』
ちっとも怖くなんか無いじゃない!コレの何処が面白いの!誰が考えたのよ!
こんなの今時、小学生だって怖がるはずn……
「うわぁぁあああ!!」
『へ?』
あ、ちょっと!タカシ、なんでアンタが私に抱き着いてくるのよ!逆でしょ逆!
もう本当に情けないんだから……それにしても、か、可愛いわね…コイツの顔……
「怖いよぉかなみ…」
ぅ……涙目で私を見るな……が、我慢しなきゃ、
……やっぱりイヤ!もう決めた!
そして、かなみも抱き着き返す
「え?かなみ?」
『ほ、ほら……落ち、着い…たでしょ?はぁはぁ』
「うん。ありがとうかなみ、でも何か息が荒れているみたいだけど大丈夫。怖かった?」
『……だ、大丈夫よ』
その後なんとかして、お化け屋敷から出た私はタカシを引っ張って無理やり観覧車に乗せて
そしてそして、その…抑えていた感情を……その…えっと……
(省略されました…全てを読むには ここ を押しても意味はありません)
最終更新:2011年10月25日 17:24