574 :1/4:2006/11/10(金) 03:48:46 ID:rBfCE./o
570お題・ツンデレの家に泊まることになった

 なんかいろいろあって別府くんが我が家にお泊まりすることになりました。はぁ…嬉s…じゃなくて迷惑な…
 とりあえずお夕飯は無事(?)食べ終わったんですが………
『ちょ、ちょっと待ってよお母さん! どーして別府くんがその…わ、私と一緒に寝なきゃいけないの! しかも同じベッドで!』
[ごめんねぇ、予備のお布団がないのぉ]
『お客さん用の布団有ったでしょ! それ使えばいいじゃん!』
[あたちそんなのしらないでちゅ]
『幼児化しないでよ!』
[あれれ~? お客さん用の布団がないよ~?]
『渡辺さん化しても駄目!』
[あのね、お客さん用も予備もみんなクリーニング出しちゃったのぉ。だ・か・ら・諦めなさぁい♪ あとタカシくん、コレ♪]
 超極薄とか書かれた箱を手渡すお母さn……え…? 超極薄……ッ!!
『ちょっと待てええええええええええええい!!』
 ギリギリでインターセプト。よく頑張ったぞ体力テスト学年最下位の私。
『ななななななななななななななに渡そうとしてるの!!!(/////)』
[なにってかなちゃん、こんどーm『言うな!!!(/////)』
[避妊は大切よぉ?家族計k『うるさぁい! てか私たちで遊ぶなぁ!!(/////)』
[だってぇ、お父さん夜勤で居なくてヒマなんだもん]
『じゃあさっさと寝なさい!(/////)』
[むぅぅぅぅ……はぁい]
 ああもうどっちが親なんだか…
「( ゚д゚ )」
 なんかポカーンな顔した別府くんが居ました。
『…………別府くん…』
「…お、おもしれぇ人だなっ! おまえのお母さんっ!」
『………とりあえず、今見たことは全て忘れたうえでお風呂入ってきてください。さもないと耳の穴に指突っ込んで(ry』
「は、はひぃ!」
 モミ子みたいな返事をしてお風呂場にダッシュする別府くん。…そんなに怖かったかな…私…?
 あ、別府くんのお風呂シーンは省略です。別に見たくないでしょ?

575 :2/4:2006/11/10(金) 03:49:24 ID:rBfCE./o
「お先にどうも。良いお湯だった」
『とーぜんです。なんたって私がお風呂掃除したんですから』
 自分で言っといてアレですが…だれが掃除しようと関係ない気がします。
『じゃあ私もお風呂入って来ますんで。あ、くれぐれも洋服タンスの中は漁らないように』
「あ、ちょっと待て。先に聞いておくが俺は何処で寝ればいい?」
『床。もしくは外』
「マジッスか?」
『マジです。思春期の男女が一緒に寝るのは問題ありまくりです。じゃ、行って来ます』
 (かなみのお風呂シーンはテレ東規制により省略されました)
 ふぅ…良いお湯でした。
「…………」
『ん? どうかしたんですか?』
「あ…いや…なんでもねえ…」
 どうしたんでしょう? なんか目を合わせてくれないし…
『なんなあるならはっきり言ってください』
「言って良いのか…?」
『どうぞ。まあ場合によっては辞書で殴打しますけど』
「ええとだな、なんつーか、パジャマ姿可愛いな、と思ってさ…」
 へ…えええええええええええええええええ!?!? 可愛いって可愛いって可愛いって可愛いって(ry
「あと髪おろすと……こんな事言っていいのかわかんねえけど……妙に色っぽいな…とか思った…」
『ぅ………………ふ、ふん! どうせそう言ってベッド使わせて貰おうとかいう策略でしょ! 引っかかりませんよ!(////)』
「俺はお世辞は言わねぇ。全部…本心だ」
『ぁ…ぁぅ………も、もういいから寝ますよ!(/////)』
 なんか凄く恥ずかしいのでさっさとベッドに潜り込む。
「そ、そうだな! さて、バスタオルかなんか貸してくれ。掛け布団の代わりn『その必要はないです』…へ?」

576 :3/4:2006/11/10(金) 03:49:55 ID:rBfCE./o
『あの……………げます…』
「ん?」
『だから! 床で寝る必要は有りません! ベッド半分使わせてあげます!(/////)』
「へ…はぁ!? なんで急に!?」
『気が変わったんです!(/////)』
 そうです単なる気まぐれなんです。決してパジャマ姿を可愛いとか髪おろすと色っぽいとか言われたのが嬉しいとか(ry
「いやでもだな、男女が一緒に寝るのは問題ありまくりって自分で言ってなかったか…?」
『私が良いって言ってるんだから良いんです! それともあれですか! 外で寝ますか!?(/////)』
「…いや…なぁ……」
『…やっぱ……嫌…なんですか…? 私と…一緒に寝るの…?』
「あ、いや…そう言う訳じゃねえけど………………ホントに…いいのか…?」
『さっきから…良いって言ってるでしょ……(/////)』
「…じゃあお言葉に甘えさせて貰う」
 ベッドに入ってくる別府くん。ぅぁ…なんか…すっごく…恥ずかしい……
『い、良いですか! その…少しでも…へ、変なコトしたら…冗談抜きで告訴しますよ!(/////)』
「それはわかってる。そんなことは絶対にしない。命懸ける」
 別府くんは割と義理堅い。あくまで「割と」ですけどね。
『………………………寝ますか』
「そうだな」
『よいしょ』
 かちっ、と部屋の明かりを消す。真っ暗な部屋で…別府くんと二人っきり…ドキドキします。きょ、恐怖でですよ!
「あ、かなみ」
『な、なんですか…?』
「おやすみ」
『あ…ぉ、おやすみ…なさい…(/////)』
 なんというか…別府くんとこのやりとりをすることになるなんて…思っても見ませんでした…
 しかも同じベッドで………ぁぅ……今日…眠れるかなぁ………(/////)


つまり俺が言いたいことはだな、敬語・丁寧語ツンデレ祭りの開催をだな(ry

577 :4/4(おまけ):2006/11/10(金) 03:51:28 ID:rBfCE./o
『ん…』
 もう朝ですか…てか結局寝たのか私…………ん…? なんかお布団が妙にでこぼこしてて堅いような…それに…なんか暖かくて…
「お、おはようかなみ…」
『……へ……? …別府…くん…?』
 落ち着いて今の状況を確認してみます。私は今現在、仰向けの別府くんの上に覆い被さるようにして…うつぶせで……ッ!!!
『きゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!(//////)』
 マウントパンチ連打連打連打連打連打連打連(ry
「ちょ、かな、み、やめ、かお、いた、い(ry
 (あまりに過激すぎる暴力シーンのため省略されました)
『はぁ…はぁ…はぁ…どーゆーことですかコレは!! 説明してください!! さもなくばこの場で死ね!!(//////)』
「わかった! 説明するからその天高く振り上げたキングピラミッダーをおろせ! それはマジで人殺せる!」
    ~回想~
「ね、眠れねぇ…」
『むにゃ…』もぞもぞ
「え…な!? かなみ!なにを!(///)」
『のしかかりぃ…』
「おまえはどこのポケモンだ!(///)」
『ふにゃぁ…べっぷくぅん…♪』(すりすり)
「やめろ!どけぃ!頬ずりするな!あああああああ(ry」
   ~回想終わり~
「…こういう事だ」
『……ま、マジ…です…か……?』
 わ、私は…寝てる間に…別府くんに…あんなことを……しかも…朝まで…乗っかった状態で……
『きゃあああああああああああああああああああああああ!!(//////)』
「ちょ! やめろ! 人の上に乗っかったまま飛び跳ねるな!しかも腹に圧力加えるな! マジ吐くから! 俺が!」
[ど、どうしたのぉ~! なんか凄い物音が…( ゚д゚ )]
「( ゚д゚ )」
 ( ゚д゚ )
[朝から着衣プレイで激しい騎乗位いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?!?!?!?]
 とんでもないことをとんでもない大声で叫ぶお母さん。これは…確実にご近所一帯に聞こえましたね……
あはは……椎水かなみの…人生オワタ\(^o^)/

そんなおまけ(蛇足)
最終更新:2011年10月25日 17:39