700 :ツンデレ病院 (1/4):2007/02/23(金) 17:57:43 ID:d.TTIqxo
○月×日、風邪をひいたようなので病院に行く事にした。
1軒目 椎水診療所
『良かったじゃない、馬鹿じゃないって証明されたんだし。 あと、あたしにうつさないでよね』
「先生? あの、薬とか……」
『アンタねぇ。 薬って高いのよ? そんな舐めときゃ治るくらいの事で。』
「じゃあ舐めて治して下さい」
『な、なんであたしがそんなことしなきゃいけないのよっ?!』
「病人を治すのが医者なんでしょ? 早くしてくださいよ。 それとも実は治せないんじゃ…」
『///わ、わかったわよ! 舐めりゃいいんでしょ!! ほら、腕捲くりなさいよっ?!///』
「どうぞ」
『……ペ、…ペロ…)…………こ、これでいいんでしょっ?!///////』
「ニヤニヤニヤニヤ
『/////な…何そんな事で嬉しそうにしてんのよっ、バッカじゃない?! ……ああもう、
アンタの馬鹿面見てたら気分悪くなって来たじゃない! 薬出すからもう帰ってよ!!/////』
2軒目 椎水内科(姉妹医院)
「──って事で薬は貰ったんですけど、胃腸薬って書いてあったんでダメだったんです。」
『……ドクターちなみんです。 ……同じ色、4つ以上4つ以上……』
「…けど、先生すいません俺どーやら来る所間違えたっぽいんで失礼させt」
『……元気でも人様に迷惑掛けるくせに、病気でも迷惑掛けるなんてタカシは救いようがないです……』
「具体的にどいういう状態にあればいいのか分かりません」
『……そんな患者にはやはりお仕置きが必要です。 なので早速取り掛かります……』
「ま、まさか手術とか嫌ですよ?!」
『……無知ほど怖いものはありません。 ウチはカプセル薬と錠剤で治します……(ジャラッ』
「せ…先生?! なんですかその青くて三角形で怪しげな物体はっ!!」
『……ほーら、想定通り患者は青い顔色になりました。 ……ぐいっと、飲め』
「んグっ?! なんで3錠もいっぺんに?!」
『……この患者はアホです。 4つ以上くっつけないとばい菌は消えません…。 …では続いて…/////』
「な、なるほどつまりドクターマr…ってかこれってバイアグrアッーーーーー!!!!!」
701 :ツンデレ病院 (2/4):2007/02/23(金) 17:58:50 ID:d.TTIqxo
3軒目 神野総合病院
「──って事で散々だったので、信頼できる大型病院に来ました」
『ふん、汚らわしい。 本来ならお断りですが…いいでしょう、ではそちらに座って服をはだけなさい』
「あ、はい(ヌギッ」
『…………(ポ///////////』
「……先生? 見とれてないで診察お願いします」
『///?!だ、誰が見とれてなどいますかっ!! 診察とは視診、触診から成り立っているのですわ!』
「? よく分かりませんがすいませんでした」
『まったく。 貴方のようなバカにはつける薬も無いとはよく言ったものですわ。 (ジーッ)…………/////』
「?? ど、どうですか先生、治りますか?」
『お黙りなさい、気が散りますわっ!? これから触診して差し上げます! (サワッ)……//////////』
ジーッ サワッ ジーッ サワッ ジー(ry
「先生、えらく長い診察ですね。 どうなんでしょうか?」
『/////////……キンニク……ムナイタ…………アァ、ツツマレテミタイデスワァ…………/////////』
4軒目 小久保医療会館
「──って訳で結局まともな診察は受けられませんでした。」
[むう、それは可哀想に。 ウチはきちんとしますので、安心してください]
「良かった、ここはまともそうで」 ガチャ
『…はれ? 先生、ボクがいない間に新しい患者さん? ……ってタカシじゃん』
「あ、看護婦さん、こんにちは。 ……ってなんだ、お前か」
『うっわー、相変わらず馬鹿そうな顔…。 馬鹿は風邪ひかないって言うけど、アレは嘘だねー』
「先生、なんかこのボクッ娘うざいんですけど」
『ボクッ娘じゃないよ! ナースだよ!! 看護婦さんなんだぞっ?!』
「看護婦って今は差別用語なんだぜ? 正しくは看護士、だ。 覚えとけボクッ娘」
『またボクッ娘って言った! 自分だってさっき看護婦って言ったじゃんかっ!!』
「じゃあ白衣の天使タン」
『え…///// そ、それなら別に……いい、かな?』
「単純」
『ううう、うるさいなぁっ! とっ、特別に手を握っててあげるから大人しくしててよねっ!/////』
702 :ツンデレ病院 (3/4):2007/02/23(金) 17:59:54 ID:d.TTIqxo
5軒目 医療法人老成会
「──って事で診てもらいましたが一向に良くなる気配がありません」
『戯けが。 病は気から、と申すじゃろう? 心配になりすぎておるからじゃ馬鹿者』
「はぁ、そんなもんなんですかね…」
『仮にこれ以上薬を処方しても、かえって逆効果というものじゃ。 諦めよ』
「はぁ……そうですか。」
『得心したならもう帰れ。 いつまでも居座られてはいい迷惑じゃ』
「……どうもありがとうございました。」
『ああ、それと。 げ……元気が出ぬと言うのなら、その…なんじゃ、ワシが料理をじゃな……///』
「え、作りに来てくれるんですか?!」
『///は、早まるな! 時間が余れば、じゃ! ワシとて暇を持て余す時間など無いからなっ!///』
「ありがとうございます!ありがとうございます!!」
『/////ふ、ふん! お主のためでは無い、患者の為じゃ。 勘違いするでないわ!!/////』
6軒目 幽霊病院(廃院)
「──は、素通りしよう。」
『……うらめしや~。 久しぶりなんですからも少し構ってくださいよ~……』
「はいはい幻聴幻聴」 スタスタスタ
『……病気なんですよね? 苦しいですよね? 楽になる方法、教えてあげますよ……?』
「目の錯覚目の錯覚」 スタスタスタ
『その方法なら……ずっと一緒に居られます…。 大丈夫、苦しいのはちょびっとだけです~…』
「アーアー聞こえナーイ」 スタスタスタスタ
『……しくしくしくしく……』
「ピタ)……でも、勝手に成仏なんかするんじゃねーぞ?」
『……ぇっ……?///』
「お前が居なくなっちまったら……その、ほら…なー夏とか! お、面白くないじゃん?」
『……それ、って……』
「かっ…勘違いすんなよ?! 別にお前の為じゃないんだし……と、ともかく…………ボソ(頑張れよ…」
『……………………(にぱー)……っ、はいっ!////////////////』
「べらぼんめぇ! にっこり笑う幽霊がいるか、バカ!!///」
703 :ツンデレ病院 (4/4):2007/02/23(金) 18:01:09 ID:d.TTIqxo
7軒目 関西メディカルホスピタル
「──って幻を…見たような……気がします……」
『こらあかん。 絶対なんかに取り憑かれとんで…』
「安西先生……カゼを…治したいです……」
『ってウチんトコに運び込まれてきても、正直管轄外や。 心霊までは面倒見れんなぁ……』
「……肩が重い……」
『ま、これも普段の行いが悪いっちゅーこっちゃな。 とりあえず、いいセンセ紹介したるよ』
「ありがとう、ございます……」
『別にあんたの為やないけどな。 まぁ貸しにしとくから……ちゃんと後で返してや…?///』
「ぐ、具体的に何をすれば……」
『そんなん。 ……言えるワケないやん、アホやなぁ…//////』
「お、恐ろしい……恐ろしい……」
『ほなさいならーw (…これできっかけは掴めたんやし。 元気になったら色々連れ回して…/////』
8軒目 坂本接骨院
「──って事が…ありました……。」
『貴様、ここへ何をしに来たんだ?』
「いや…、ですので。 偉大な尊さまに…なんとかしていただこうと……」
『そうかそうか。 丁度いい、いま内気孔とやらに嵌っていてな。 実験台を探していたところだ』
「…思ったんだけど、今から急に元気になる予定」
『遠慮するな、効果は保障する。 1日軟派にフラフラしたんだ、さぞ効き目のあることだろう』
「……もしかして、…やきもち?」
『馬鹿馬鹿しい。 私が貴様如きにやきもち? 思い上がるな一般人が』
「いや、でもどう考えてもやきm」
『覇ッ!!』
「くぁwセdrftgyふじこlp;@:「」 ドサッ
『ふん。 最初に来れば看病くらいしてやらんことも無かったのに。 バカが…心配掛けさせるな…/////』
ということで皆ならどの病院(ry
最終更新:2011年10月25日 17:51