758 :今日は一日ツンデレ三昧(1/5):2007/05/11(金) 18:57:57 ID:d.TTIqxo
朝目が覚めたら、なんとなく体に違和感を感じまくり。

「そうだ、ツンデレ分が足りない」
 体の芯を突き上げるようなツンデレの快感が、足りてないような気がする。
 とういうことで早速補充。 今日は一日ツンデレ三昧でございます。
「よし、とりあえず朝ごはんでも食おうか」
 腹が減っては(ryとか誰か言ってたし、健全にツンデレに萌える為にもまずは腹ごしらえ。
 冷蔵庫の中適当に漁ってみればなんなと見つかるはずなので漁りまくり。
「冷蔵庫…冷蔵庫。 ……冷蔵庫がツンデレ……」(もわもわ)

(↓以下妄想)
冷「きゃっ?! あ、アンタ何勝手に開けてんのよっ?!」
俺「へっへっへ、いいじゃねえか減るもんじゃなし! いーから見せろよっ」
冷「や、やめてよっ!? あ、アンタのために冷やしておいたんじゃないんだからっ!」
俺「とかなんとか言っちゃってw こんなにキンキンにしてどうするつもりだったんだ?ん?」
冷「だ、ダメッたらダメぇ!! 開けっ放しにすると電気代かかっちゃうぅっ!!」
俺「生娘ぶるんじゃねえ!(ガコンバタン※開閉) だんだん暖かくなってきてるココは何だ?!」
冷「ひっ、そ、それは外気に暖められただけで、あ…アタシは別に…っ///」
俺「うるせぇ! がたがた言うならコレもソレも入れてやる!!」
冷「い…嫌ッ! ちゃ、ちゃんと容量を守ってくれなきゃ壊れちゃうじゃないっ!!」
俺「ああもう我慢できねえ! 全部飲んでやるからなっ!!」
冷「そ、それはっ!?っぁあっ!!」
 パキョッ  ゴキュゴキュゴキュ…
俺「っぷはー、流石に炭酸一気はキツイな!」
冷「あ、ああ…あ……」
俺「ちびっと残っちまったな、これはしまっておこう」
冷「ああ……(誰も開けて無くて)初めてだったのに…」
俺「ガコ)……ってか、俺が口つけたの直したから…これって間接キスじゃね?」
冷「/////バカッ!知らないんだからっ……/////──」

759 :今日は一日ツンデレ三昧(2/5):2007/05/11(金) 18:59:02 ID:d.TTIqxo
「──…ふむ。」
 ツンツン嫌がりながらも結局は許してくれる、そんな冷蔵庫ツンデレに萌え///
 そして妄想しながらもしっかりジュースを飲んでる辺り、俺には特異な才能があんのかm
 ゴッ -☆
「~~~~~~~~~~~ッッッッ!!!11!!1!」
 …つまり、振り返った拍子に食器棚のカドで足の小指をアレした。
「し……死角からの致命攻撃ッ……! さ…さてはコイツ、殺し屋ツンデレッ……!」(もわもわ)

(↓以下妄(ry
俺「………………いる…」
棚「………………」
俺「決して動くことなく…ただ一瞬の隙を狙ってじっと耐えてやがる…」
棚「………………」
俺「だがな。 俺だって黙ってやられたりしない」
棚「………………」
俺「そこだっ!」 バッ
棚「………っ?!」
俺「白状しろ! 俺の事、陰からずっと狙ってやがったな?!」
棚「わ、わたし知らないアル……っ」
俺「いーや見てた! いくら中国産だからって、甘い顔はしないからな!?」
棚「ご、誤解アルネ! お前なんかの顔見ても、意味ないネ!!」
俺「ぬう、白を切るか。 …なら、俺の目を見ても同じ事が言えんのかっ!?(ジー」
棚「あぅ…アイヤ……////」
俺「…本当は見てたんだろ? 知ってんだよ、本当はお前が寂しがり屋だって…」
棚「し、知ったかぶりするなアル! わたしは、わたしはっ…!/////」
俺「寂しい思いさせてごめん。 これからは、もっとお前にも気を配るからさ?」
棚「知らないアルっ! わたしはお前なんか大嫌いアル……ッ!!/////」
俺「ああもう可愛いんだよ馬鹿野郎! …ほら、キス…してやっからさ……」
棚「あ…//////////──」

760 :今日は一日ツンデレ三昧(3/5):2007/05/11(金) 19:00:07 ID:d.TTIqxo
「──…うむ。」
 構って欲しいんだけど言えなくて、我慢の限界が来ちゃうと怒る中国産食器棚ツンデレ萌(ry
 よしよし、これからは輸入品だからってないがしろにしたりしないからな。
「しかし……なんだ。」
 食器棚のガラスに映ったこの異星人は誰なんだろう?不思議だなぁ。
 唇突き出して目が薄目になってたりw なんか昔オカルト本で見た奴に似tr
「 orz 」
 悲しくないのに目から汁が出て、しんどくないのに立っていられないので恐い。
 仕方が無いので寝転がったまま、暇潰しに携帯電話でもいじってみる事にする。
「暇潰しといえばイタメ。 早速誰かに飛ばしてみよう」
 メモリーの中から宛先を見ないようにしつつ、適当に一件選んで本文を入力。
「願わくばどこかのツンデレに届きますように…。」
 イタメールから始まる恋なるものを想像しつつ、送しーん。
「そしてだんだん二人の距離は縮まって……」(もわもわ)

(↓以下(ry
ツン「Re.どこの誰かは知りませんが、次送ってきたら明日の太陽は拝めないと思いなさい。」
俺「Re.どこのどなたか存じませんが、返事くれて嬉しいです。」
ツン「Re.ワタクシは自身の交友関係上、アドレスの変更はしない主義です。
   最後通告としますので、これ以上の迷惑行為は遠慮なさい。 これは命令ですわ。」
俺「Re.ツンツンしちゃってw そういうのたまらんわ実際wwwww」
ツン「Re.良く分かりました。 ではこれより逆探知を行いますので、覚悟なさい。」
俺「Re.あれ、もしかして警察の方ですか? 婦警さんktkrwwwwwwwww」
ツン「Re.…あら、意外と近くの平民でしたのね。」
俺「Re.ご近所さんですか?! もし良かったらボキとデートとかそれ以上とかwwwwww」
ツン「Re.あと、なるべくドアから離れていたほうが身の為ですので…。」
俺「…? どういう意m」 バァン
弟「どうやらこの部屋のようじゃ兄者! がっははは!!」
兄「我等のお嬢に不遜を働くとは愚かな奴じゃ! わっははは!!」
俺「うわなんだおまえrやm──」

761 :今日は一日ツンデレ三昧(4/5):2007/05/11(金) 19:01:12 ID:d.TTIqxo
「──…ほほぅ。」
 …デレの部分は、出来たら女の子の方がいいなぁと思った今日この瞬間。
 ツンツンなのはいいとしても、やっぱりデレが見えないと萌えn
「って返事キター!!!?」
 半ば諦めかけていたら、手の中で携帯がブルってそわそわ。
 ついに俺にもリアルにツンデレな女の子がやtt
「件名:元気ですか?
 本文:母さんにはあなたたちの年代の難しい言葉は良く分かりませんが、
    めーるお送ってくれて嬉しいです、ありがとね。
    そういえば、あなたが一人暮らしを始めてこれがはぢめてのメールです。
    記念に大事にとっておきたいですが、保存の方法が分かりません。
    今度かえってきたた時に、やりかた、教えてね。
    おいしい味噌汁作ってあげるからね。
    母さんは元気です。                            母より」


俺は泣いた。

「畜生wwwwwwどんだけツンデレなんだこの携帯はwwwwwwwww」
 メモリーの中からよりにもよってカーチャンをチョイスしてくれるあたり、もう最強かと。
 どこがツンでどこがデレなのか、そんな事気にもならないくらい悔しい。
「…待てよ?そうだ、ツンデレだ……! 携帯がツンデレ……ッ!」(もわもわ)
 それならば俺は、行くトコまで行ってやるhヒヘ。

(↓(ry
俺「この野郎wwwwこのツンデレ携帯めwwwwwwwww」
携「…………うるさい……黙れ……」
俺「よりにもよってカーチャンを出すな、カーチャンをwwwwwwwwwwww」
携「……知るか……、確率は1/4…………結構あたる……」
俺「ちょwwwwwなんでそんな高確率なんだよwwwwwww」

762 :今日は一日ツンデレ三昧(5/5):2007/05/11(金) 19:02:11 ID:d.TTIqxo
携「…………分かってるくせに」
俺「何がwwwww」
携「……登録……家族しか…無い…………」
俺「ち、違う! これはきっと…そうだ、お前が俺の家族以外のメモリーをNG指定にして、
  見えなくしてるだけだ! そうに決まってる!!」
携「………………(遠い目」
俺「…嘘だ、嘘だ! あんまりだ!! 俺はただツンデレに萌えたいだけなのに!」
携「………………憐れ……」
俺「くっそおぉおおおおおおぉおおおぉぉお!」 がば
携「…あ…/////」
俺「俺はこんなにもツンデレが好きなのに! 愛してるのに!!」
携「……知るか…!いいから……離せ…!/////」
俺「お前だけなんだ! もう俺に残ってるのはお前だけなんだよぉ」
携「……いい…迷惑…っ!/////」
俺「お願いだ携帯、せめて妄想の中ぐらいいい思いさせてくれよ!」
携「……なんで…私がっ…/////」
俺「お前の事、もう絶対買い換えないから! ずっと大事に使うからさ?!」
携「…………、……。 ……仕方…ない……」
俺「…えっ?」
携「……か…勘違いするな…! 鬱陶しいから……そ、それだけ…!/////」
俺「け、携帯……──」

「──…え……あ、夢………?(ヴーッ、ム゙ーッ」
 目が覚めると辺りは暗く、手の中ではしゃぎまくる携帯電話。
「ヴーッ、ム゙ーッ)…………あ、そうだ、電話…」 ピッ
≪もしもし? 俺だよ俺俺!≫

ただひたすら枕を濡らすのだった。
最終更新:2011年10月25日 17:53