アットウィキロゴ
 
206 :1/4:2009/01/28(水) 16:25:21 ID:???
本スレ>>126のお題(もしかして、ツンデレも生徒って意味か?でもそんなの関係ねーって事で)

「ちーっす、2年B組の身体測定の結果もって来ました」
『うむ、ご苦労』
「俺、身長5センチ伸びてましたよ」
『そうか、まさにウドの大木というところだな』
「酷ぇな・・・」
『この前の試合、ずっとベンチだったではないか?』
「補欠ですからね。って、何で知ってるんですか?他校での試合なのに・・・」
『たまたま近くを通りかかったから観戦しただけだ。そうでなければ、わざわざ貴様ごときを見に行く訳ない』
「むぐっ・・・そうですか。どうせ俺は万年補欠のウドの大木ですよ」
『ほら、これをそこの棚に入れてくれ』
「なんで俺が?」
『ちょっとくらい役に立つところを見せてみろ』
「はーい」

『・・・』
「えっと・・・これはこっちか?」
『(5センチ伸びた・・・か。もう私を追い越してしまったな)』
「ちょ、生理用品!?あわわわ、この辺でいいか」
『(初々しかったコイツも、もう2年生。ますます男らしくなりおって・・・まったく)』
「尊先生、終わりましたよ」
『ん?あ、あぁ・・・そうか』
「じゃ、俺戻りますね」
『ま、待て!』
「はい?」
『その・・・手伝った礼をまだしてない』
「それなら・・・次の英語の授業、病気ってこと寝させてください」
『何?』

207 :2/4:2009/01/28(水) 16:25:44 ID:???
「じょ、冗談ですよ、あはは」
『構わんぞ』
「は・・・はい!?」
『今は病人も居ないし、授業をサボって困るのは貴様自身だ。私は一向に構わん』
「そ、そうですか?じゃ、お言葉に甘えて・・・」
どさっ
「はぁ・・・俺、健康だけが取り得だから、保健室で寝るのに憧れてたんだよな」
『ふん、変な事に憧れていたのだな。健康とは、何にも変え難い財産なのだぞ?』
「まぁそうですけどね・・・次のチャイムで起こしてください」
『あぁ・・・覚えていたらな』

「ぐぅ・・・」
『寝たか?ま、たまには私自身にもご褒美・・・こいつの寝顔を堪能させてもらうか』
「・・・」
『ふふ、可愛いな。寝顔には幼さが残っているな』
つんつん
「ん・・・ぐぅ・・・」
『いつも悪態をついてすまない。立場上、生徒に恋してるなどと悟られたらまずいからな』
「・・・」
『お前は私の事、どう思っているのだ?やっぱり、口うるさい年増の女としか思っていないのだろうな』
「・・・」
『時々な、立場など超えて付き合えたらどんなに良いだろうって思うんだ。学校ではよそよそしいいが
 外へ出たら・・・そう、例えば私の部屋に来てもらって、思いっきり私からお前に甘えられたらって』
「・・・」
『まぁ、叶わない夢だがな・・・ふふふ』
「一応教師なんだから、夢を諦めるなんて言っちゃだめなんじゃないんですか?」
『・・・そうだな。って・・・えぇぇぇ!?』
「もう、隣でゴチャゴチャ言うから、目が覚めちゃったじゃないですか?」
『きききき、貴様!ど、どこから聞いていた!?』
「叶わない夢だがな、って所かな?」

208 :3/4:2009/01/28(水) 16:26:11 ID:???
『ほ、本当にそこか?嘘など言ってないだろうな?』
「本当ですって!」
『貴様は信用できん!えぇい、ここで成敗してくれる!』
「何でそうなる・・・ちょ、待って、うわっ」
どさっ
『(しまった、思わず押し倒して・・・か、顔がこんなに近くに!?)』
「痛つつ・・・尊先生?」
『う、あ・・・す、すまん』
「い、いえ、別に・・・」
『・・・』
「・・・」
『・・・やはり、授業をサボる生徒にはお仕置きが必要だ』
「え・・・?」
ぎゅっ
『どうだ?私からこうされて、嫌だろ?』
「そ、そんな事・・・逆に嬉しいですよ?ちょっと胸で苦しいけど」
『な・・・こ、このスケベ!』
「しょうがないじゃないですか?尊先生は綺麗だし、胸だって大きいし」
『ふん、貴様の頭の中はそういう事しか入っていないのだろう?』
「健全な高校生男子ですから」
『馬鹿者、ちょっとは否定しろ』
「あはは、すいません」
『ふふふ、こうしてやる』
むぎゅ
「わっ・・・ちょ、尊先生!?」
『本当は・・・もっと前から聞いていたのだろう?』
「・・・はい」
『貴様はバカ正直だからな。嘘だとすぐ分かった』
「聞いてない振りした方が良いのかと思って」

209 :4/4:2009/01/28(水) 16:26:48 ID:???
『聞いてた上で、私に夢を諦めるなと言ったのか?』
「・・・もちろんです」
『私でいいのか?』
「俺でいいんですか?」
『質問に質問で返すなと習わなかったのか?その回答では0点だ』
「では・・・俺も尊先生が好きです」
『よろしい、では褒美だ・・・』
ちゅ・・・
「ん・・・ぷはっ、学校でだなんて大胆ですね。他の生徒や先生に見られたら大変ですよ?」
『こら、二人きりのときは敬語を使うな』
「え?んじゃ・・・大胆だね、尊。ん・・・」
ちゅちゅっ・・・ちゅぅ・・・
『ん、あっ、だって、ずっとこうしたかったから。貴方がいけないんですよ?』
「尊が敬語になっているよ?」
『私は良いのです。ね、もっといっぱいちゅーして下さい』
「いけない尊だな。お仕置きが必要―」
ガラガラ
『尊先生、お茶にしましょう~』
『うわぁぁぁ!わ、渡辺先生!?』
ガスッ
「うごぉ!?」
『あれれ~?別府君・・・ひゃっ、大怪我してる!?』
『あ、あぁ、何か悪さして怪我したらしいから・・・と、とりあえず寝かせているんだ』
『何か口の周り・・・キスマーク?』
『こ、これはな?新種の薬で・・・その・・・こ、こういう痣ができるのだが、効き目はバッチリなのだ』
『へぇ~、そうなんですか?私も転んで怪我とか多いから、今度使ってくださいね』
『あ、あはは・・・その・・・渡辺先生は絆創膏とかが良いと思うぞ?似合いそうだしな』
『ぶー、どうせ私はドジっ娘先生ですよーだ』
「(ちょ、笑ってないで・・・まじで手当てしてくれ・・・)」
最終更新:2011年10月25日 18:51