306 :たぶん1/3:2009/04/23(木) 09:50:07 ID:6ub2saBA
連投ごめんまじごめんそれでもこれだけは落とさせてくれ
- 機種変更したい男
- その情報を聞きつけたツンデレたち
- 結局みんな同じ機種にしたようです
タ「ああー、この携帯もそろそろ古いなー。買い換えるか…」
友『ほう、機種変とな?それは面白そうですな。買い替えの際は是非この友子めに御連絡下さい。
手伝って差し上げますぜフフフ…』
タ「ん、あんがとさん。俺こういうの詳しくないから助かるわー」
友『いえいえ、タカシ君にはいつも楽しませて貰ってるゆえお気になさらず~』ウフフ
タ「んじゃ、今度の日曜日付き合ってくんね?」
友『ラジャ(これはみwなwぎwっwてwきwた)』
友『でかくかくしかじかというわけですよ』
梓『なにそれ!友ちゃんタカシとデート!ずるい!』
リ『あ、あら、梓さん?ずるいとはどういう意味かしら?
まるであのタカシさんとデートでもしたいかのような口ぶりですが?』
梓『ふぇ!?そ、そんなことないよ!僕タカシとデートなんかしたくないもん!
ただ…えっと…その……そう!タカシに色々奢らせたりしたいだけだもん!』
泉『ああ、それはええなー。元手0とか何も気にせんで色々買ったり出来るしなー
タカシやったら別にいくら奢らせたってもええし』
ち『……それは流石にタカシのお財布が持たないと思うけど…ね』
か『で、友ちゃんはそれを私達に教えてどうしようっての?
別にタカシと友ちゃんが二人でどこ行こうが関係ないし?
私としてはどうでもいいのよねー』ビキビキ
尊『…まぁ、それもそうだな。ただ、タカシが友に何か粗相をしないか…が心配だが』
纏『で、友よ。まさかそれを話すためだけに儂らを集めた訳ではなかろう…
…何が目的じゃ?』
友『さっすがまつりん話が早い。でね、タカシ君が携帯選ぶのに私の意見だけっていうのもアレでしょ?
で、どうせなら意見は多いほうがいいかなー、とか思ってね。みんなに訊きに来たわけなのよ』
リ『と、いわれても携帯などは現物を見て決めるものですし…』
梓『そうだよ。友ちゃんパンフとか持ってきてないの?』
友『あちゃー…そこは友ちゃんうっかり忘れてたよー
そうだなーどうしよっかなー…。あ、そうだ!あんた達今度の日曜日空いてる人ついてきなさいな
そして、その場でタカシにアドバイスとかどうよ?』
か『あー、私ちょうど日曜日空いてたわ。タカシに会うのは気が進まないけど
友ちゃんがタカシに何かされないように見張ってないとねー』
ち『……私も…実は暇だった。それに護衛は一人でも多いほうがいいし…ね…』
尊『仕方ないな…。気は進まないが、友のために休日を潰すのも悪くないだろう…』
泉『あー、うちもあいにくバイトなかったなぁー。みんな行くってんならうちもいこか
タカシになんか奢らせたろ』
纏『やれやれ、儂だけ行かぬというのも…な。どうせリナも行くのじゃろう?』
リ『そうですわね……いつも多忙なわたくしもその日は何も予定がありませんので
仕 方 な く行ってあげますわ』
友『よし決まりねー待ち合わせの時間に遅れるんじゃないよー(計 算 通 り)』
307 :たぶん2/3:2009/04/23(木) 09:50:40 ID:6ub2saBA
サンデー当日
タ「………なにこの大人数」
か『なによ?なんか文句あんの?』
タ「いや、別にないが。何しにきたのさ皆して」
梓『タカシが友ちゃんに悪さしないように見張りにねー
ま、ついでに携帯決めるの手伝ってやんよ』
タ「あれ?リナお前今日なんか予定あるとかないとか執事さんと話してなかった?」
リ『あ?あれはー……!あなたの思い違いではなくて?
わたくしそんな事を話した憶えはありませんわ』
タ「そうかなーそうなのかなー」
リ『わたくしがそうといったらそうなのです!!』
タ「うん、じゃあそうなんだろうな」
ち『……と、そんなどうでもいいことはほっといて……早く行きましょう』
尊『そうだな。この馬鹿に付き合っていたら日が暮れてしまう』
纏『まだ、午前10時じゃがな。まぁ、善は急げとも言うしの』
泉『タカシ!なにちんたらしてんねん!はよいくで!』
友『…ああ、みんな水を得た魚のよう……輝いてるわ…』ウルウル
か『なにやってんの?』
友『なんでもないよーさぁいこっか』
携帯ショップだ(゚Д゚)ゴルァ
タ「これなんかどうよ」
梓『うわっ…センスわりぃ…』
タ「そっかなーそうなのかなー」
タ「これなんかどうよ」
リ『なんでよりによってこんなものを選びますの!?これなら買い換えない方がまだマシですわ!』
タ「そっかなーそうなのかなー」
タ「これなんかどうよ」
ち『それ…私のと同じ……タカシと一緒の携帯とか気持ち悪い……』
タ「そっかーそうなのかー」シクシク
タ「これなんかどうよ」
か『アンタねぇ…!これ今のアンタのと同じ奴でしょうが!!
機種変しにきたんじゃないの?アンタは!?』
タ「そっかーそうだったー」
タ「これなんかどないでっか」
泉『コストパフォーマンス考えろや。なしやなし』
タ「そっかーそうやったんかー」
タ「尊、大好きだ」
尊『何の話だ!!携帯の事を聞け!馬鹿者!!』
タ「そっかー、失恋かー、冗談だけど」
タ「で、これなんかどうじゃ」
纏『生憎機械には疎くてな。何も参考になるような事は言えん』
タ「そっかーなにしにきたんだー」
タ「これなんかどうYO」
友『あ、タカシ君にしては随分まともじゃない。いいんじゃない?これで』
タ「正直疲れました」
308 :これは確定3/3:2009/04/23(木) 09:51:17 ID:6ub2saBA
友『で、タカシ君は無事機種変終えたわけですが、あれ?みんなの携帯も変わってない?』ニヨニヨ
リ『こ、これは…わたくしくらい多忙だと携帯も複数必要になりまして…』ゴニョゴニョ
梓『ベ、別にタカシと一緒の買いたかったわけじゃなくて…
そう!偶然タカシが僕が目をつけてたのを買っただけなんだから!』
泉『うちもそろそろ買い換えよかなーとか思ってただけやねん
こういうとこ来るのそうないから一石二鳥やーってな』
尊『……(嗚呼、なんであそこでちゃんと聞いてやらなかったんだそしたら今頃付き合ってたかも(略)』
纏『まぁ、皆と同じ物なら分からない時色々聞けるしの。別にタカシに訊こうとは思わんが』
か『(タカシと同じ携帯♪これで毎日タカシとメールしたりー(略)』ニコニコ
ち『……タカシが私と同じ携帯を買いそうだったので…買い換えたら被ってしまいました…
……まぁ、また買い換えるのも面倒ですし……これで我慢します』
タ「結局自分で選んでしまった。あれ?あいつら何しに来たんだ?
……まぁ、いっか。楽しかったし」
友『私も十分楽しませてもらいました』ホクホク
書いてる途中で俺の大好きな勝気が出てないことに気がついて絶望した
それでも最後まで書ききった俺の脳汁に賞賛が贈られてもいいと思ふ
最終更新:2011年10月25日 18:58