100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 18:34:04.15 ID:89CgtB25O [7/22]
  • 大型二輪免許が欲しいかつみさん

女「あ」

        • ブロロロロ…

女「いいなぁ、俺もあんなでっかいバイク乗りてーなぁ」
男「かつみは二輪派か。俺と一緒だな」
女「なんつーか、ロマンがあるよな。お前にも分かるか?」
男「なんとなくな。お前もそうだとは思わなかったけど」
女「二人で足並み揃えてツーリングとか憧れるわ」
男「そこは俺の後ろにかつみを乗せてイチャイチャバイク行脚だろ、常識的に考えて」
女「お断りだね。お前のこったから、ブレーキかけた時におっぱい背中に当たらないかなとか考えてんだろ?」
男「ギクーッ……なんちゃってな。そこまで考えちゃないよ」
女「どーだか。それなら俺がお前を後ろに乗せた方がまだマシだぜ」
男「あ、そしたら合法的にかつみの胸に腕が回せるな」
女「やっぱりそんなことしか考えてねーじゃねーか、スケベ」
男「でへへ…じゃあ、大型二輪免許を先に取った方が、相手を後ろに乗せれるってことで」
女「おぉ、それいいな!……なんで俺がお前と出かけること前提なのかは分からんが」
男「ま、金がないからまだまだ先のことだけどな! ははは」
女「……言うなよ。急に現実に返っちまっただろうが」
男「……すまん」

117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 20:14:03.33 ID:89CgtB25O [11/22]
  • (胸の)ボリュームが欲しい梓さん

女「タカシー、これ見てー!」
男「ん? 下着の通販カタログ……?」
女「今度ブラジャー買い替えようと思うんだけど、タカシはこの花柄のとフリルのどっちがいいと思う?」
男「どっちも変わらん。つーか、これDカップからのご利用って書いてあるぞ?」
女「いやー最近おっぱいおっきくなっちゃってぇ、胸が絞めつけられて苦しいったら」
男「……お前のどこがDなんだ。あれか、頭脳がアルファベット評価でDなのか」
女「タカシが信じようと信じまいと、本当におっきくなったのっ!!」
男「……Dなら見た目にもかなり変わるはずなんだがな」
女「そんなに疑うなら、タカシには触らせてやんないもんね。ベーだ!」
男「お前俺がおっぱいに限らずどっか触ろうとしたら、顔赤くして逃げるじゃん」
女「それはタカシがキザな台詞でボクを落とそうとするからでしょ!?」
男「正確にはお前が勝手に落ちてるんだがな」
女「もう! タカシったら、あー言えばこう言うなんだから! ムカつくなぁ!」
男「元はと言えばお前が胸のことで見栄張るからだ」
女「張ってない!」
男「おっぱいが?」
女「違う!」


120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 20:26:51.25 ID:89CgtB25O [12/22]
  • (胸の)ボリュームを減らしたいお嬢

女「……はぁ」
男「どうした、リナ。暗い顔して」
女「タカシには関係ありませんわ。ほっといて下さいな」
男「おいおい、俺とリナの仲だろ? 隠し事はノーセンキューだぜ」
女「では、聞きますけれど……タカシは、胸の大きなご婦人はお好き?」
男「うぇ? まぁ、それなりに……」
女「……それが、相手のコンプレックスでも?」
男「もしかして、暗い顔してた理由ってそれか? 言われてみりゃあ、ほんのりボリュームがアップしたような」
女「タカシの邪な慧眼には驚きですわ……そう、確かに少し胸の大きさが上がりましたの」
男「まぁ、気にしてるって言うなら特別見ないようには心がけるけど……そうか、また大きくなったのか」
女「感慨深げに言わないで下さる? また下着を新調しなくてはならなくて、今から憂鬱ですのに」
男「そういえば、好きな男が出来るとホルモンだからの関係で胸が張るんだってな」
男「リナ、誰かいい人でも出来たんじゃないのか? ははは……」
女「……だとすれば、私はタカシにこの胸の責任を取ってもらわなければなりませんわね」
男「……はい?」
女「な、なんでもありません。早く帰りますわよ!」
男(今のは空耳……じゃないよなぁ?)

122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 20:47:38.98 ID:89CgtB25O [13/22]
  • 本当は男の写真が欲しい尊さん

友子「尊、タカシー。こないだみんなで遊びに行った時の写真出来たよー」
男「おぉ、ちょっと見せてくれよ」
尊「ほう……どれ、私も」
友子「どうよ、私の写真の腕は?」
男「なかなか綺麗に撮れてるじゃないか」
尊「その腕を持ってしても写真映りが悪いタカシは相当アレだな」
男「なんだと? 誰の写真映りが悪いって?」
友子「まぁまぁ、そう喧嘩しないで……あっ! これ今回の私の自信作!」
男「ん? 尊が笑顔で俺と腕組んでる写真……?」
尊「何っ!? そんなもの何時撮った!!」
友子「なんか私が別行動してる間にいい感じになってたから、こっそりとね」キャピ☆
尊「お前、不自然な単独行動が多いと思ったらそのせいか!!」
男「いいなぁ、これ。尊可愛いわ。友子、この写真、俺に譲ってくれないか?」
友子「どぞどぞ。最初から、あんたらのどっちかに渡すつもりだったし」
尊「駄目に決まってるだろ!! それは私が責任を持って焼却処分する!!」
男「勿体ないことするなよ、せっかくの思い出を」
友子「心配しなくても、後であんたにも焼き増ししてあげるから」ポンポン
尊「そんな心配一切しとらん!……なんだ二人とも、そのニヤニヤ顔は!? 私を泣かせたいのか!?」
友子「どうやら(本人にとって)一番写真映りが悪かったのは、尊みたいねぇ」

129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 21:22:07.04 ID:89CgtB25O [15/22]
  • ゲームが欲しい委員長

女「別府くん、ちょっといいですか?」
男「ん? なんだ?」
女「ちょっと相談があるんですけど……別府くんは確か、
  ネットオークションなんかに詳しかったですよね」
男「詳しいって程でもないけど、まぁ人並みに」
女「こういう名前のゲーム、出品されてるか調べたり出来ませんか?」
男「んー…そりゃ調べるくらいなら。でも、ゲームならネットで漁るより中古屋探した方が早いかもな」
女「そうですか……分かりました、すみませんね」
男「委員長、ゲームなんか興味あったのか?」
女「私ではなく、弟にプレゼントしたいんです。昔よく遊んでいて、またやりたいと言っていたので……」
男「家族思いだな。よし、俺も協力しちゃるわ。放課後ちょっと遠出するけど、付き合ってくれるか?」
女「えっ? 別府くんと二人で……ですか?」
男「あぁ。マイナーな中古ゲームでも置いてそうなゲーム屋何軒か知ってるから、当たってみようぜ」
女「学生の身分でそういうところに出入りするのは、感心しませんね」
男「今回は委員長のためなんだ。ちょっとくらい大目に見てくれよ」
女「本当なら大目玉ですけど、別府くんの優しさに免じて許してあげましょうか」
男「そうそう、俺って超優しいから」
女「そうやってすぐ調子に乗るところは、全く尊敬できません……でも、ありがとうございます」
男「よし、二人で今日中に絶対見つけような!」
女(二人で……か)ニコニコ
男「委員長、何ニヤニヤしてんだ?」
女「な、なんでもありませんから!」


133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 21:38:01.11 ID:89CgtB25O [16/22]
  • お菓子が欲しい尊さん

男「ふむ……」
尊「何がふむ、だ。早くしろ」
男「いやいや、色々目移りしちまってなかなか決まらんのさ」
尊「だから駄菓子屋なぞ寄るなと言ったんだ。優柔不断な貴様が時間をかけずに選べるはずがないんだからな」
男「よし、決めた。おばちゃん、これとこれとこれちょうだい」
尊「全く、お前はいつまで経っても子供みたいだな。まるで小学生と一緒だ」
男「お前はなんも買わないの?」
女「駄菓子なぞ太る元だ、私にはいらん」
男「お前、その発言は店の人に失礼だろ…」
尊「買い終わったなら帰るぞ。いつまでも貴様に付き合ってる暇はないんだからな」
男「待たされたからってカリカリすんなよ。これやるから」
女「むぐっ……」
男「べっこうあめ、うまい?」
女「……かなり不本意だが、確かにうまいな」
男「今尊にちゅーされたら、まさに甘いキスだよな」
尊「安心しろ、金輪際そんな日はやってこない」モゴモゴ
男「あめ舐めながら凄んでも迫力出ねーぞ」
尊「貴様、誰のせいだと思っている」


138 名前:>>135GJ[] 投稿日:2011/05/08(日) 22:06:14.36 ID:89CgtB25O [17/22]
  • 男の介抱が欲しいツンデレ

尊「うー…たらいま…」
男「お帰り……って、酒臭っ!」
尊「しゅこし飲みすぎたようらな……」
男「少しってレベルじゃねぇ。お前ちょっと横になれ」
尊「あーい……」
男「せっかくの飲み会だからって羽目外し過ぎだろ」
尊「うるしゃい……私だってたまには飲みたい夜もあるのだ……」
男「口調がハム太郎みたいになってんぞ……あぁ、胸元もはだけてるし。早く隠しなさい」
尊「ふふ……女房を酔わせてどうする気ら……?」
男「酔っぱらいなんか相手にしねーよ。ほら、水」
尊「何をぅっ……貴様、いつも私がどんな気持ちでいるのか分かっているのかぁ……!」
男「お前だって、俺がどんな気持ちで一緒にいるのか分かってないクセに」
尊「この変態鈍感ドスケベ亭主めが……罰として私に構え、ギュッてしろ」
男「偏屈頑固へそ曲がり新妻には負けるよ」ギュッ
尊「……タカシぃ、愛してるからなぁ……素直になれなくて、ごめんな……」ブツブツ
男「あぁもううるせぇ、襲ってやろうかコイツ」


142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 22:22:20.66 ID:89CgtB25O [18/22]
  • 男からのキスが欲しいツンデレ

女「きゃっ……」
男「どうした、委員長?」
女「目にゴミが……いたた」
男「大丈夫か? どれ」ズィッ
女「あっ……だ、ダメです!」
男「何がダメなんだよ。自分で擦るより人に取ってもらった方がいいぞ」
女「そうじゃなくて……顔、近いから……」
男「顔近づけなきゃどうやって取るんだよ……ほら、取れた」
女「……女の子に無断で顔を近づけるなんて、別府くんは何を考えているんですか?」
男「お礼も無しにお小言食らうと地味にショックだわ」
女「だ、だって……急にあんなことするから、キス、されちゃうかと思ったんですもん……」
男「……して欲しいの?」
女「そんなはずありません! したら怒りますよ?」
男「駄目。今度は俺のスイッチ入っちゃった」
女「ちょ……また顔が近い……」
男「安心してくれ。今度はちゃんとキスするために近づけてるから」
女「……別府くんの馬鹿///」
男「馬鹿で結構」チュッ


145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 22:37:35.06 ID:89CgtB25O [19/22]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ

女「……」
男「クォー…」
女「……おい、こら……タカシ……」ペチペチ
男「んぅ……なんだ? ちなみ」
女「……女房置いて先に寝るとは……ふてぇ野郎だ……」
男「どこの江戸っ子だよ……時代劇でも見たのか?」
女「……こんな……可愛い奥さんを……ほっぽっておくなんて……正気の沙汰とは思えない……」モゾ
男「何さりげなく俺の布団に潜り込もうとしてるんだ」
女「……もう一度……タカシを再教育して……私の虜にしてやるんだ……」
男「分かったよ。けど、エッチするとき以外は別々に寝ようって言ったのはお前だからな?」
女「あの時はあの時……今日は今日……明日は明日の風が吹く……」
男「はぁ……もういいや。寝よう」
女「……背中……向けて……寝るなよ……?」
男「はいはい。ちゃんと寝る時は抱っこして寝てやるから」
女「……分かってるなら……いい……」

147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 22:55:46.98 ID:89CgtB25O [20/22]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(かなみさんVer.)

男「スゥ…スゥ…」
女「……」モゾモゾ
男「……ん? かなみ?」
女「な、何よ。あんた起きてたの?」
男「いや、布団がなんかもぞもぞしてたから……」
女「あっそ、良かったわね、じゃあさよなら」ソソクサ
男「待てよ。一緒に寝たくて来たんじゃないのか?」
女「うるさいわね、そんなはずないでしょう?」
男「じゃあ何しに来たんだよ」
女「寝てる間にあんたの間抜け面を拝みに来たのよ、悪い?」
男「悪いよ。どんだけ性悪だお前」
女「いいから、離してよ! もう寝るんだから!」
男「あー、分かった、分かった。じゃあ俺からお前に頼むわ、今夜は一緒に寝て下さいって」
女「え……? あ、あっそう。あんたがお願いするなら、私だってたまには一緒に寝てあげてもいいよ?」
男「交渉成立だな、よしこい」
女「……なんか上手く手のひらで踊らされた気がするけど、まぁいっか」
男「お休み、かなみ」
女「……うん、お休み」

156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/08(日) 23:29:31.87 ID:89CgtB25O [22/22]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(尊さんVer.)

男「さて……そろそろ寝るか」
尊「お休み」
男「お休みって、他人事かよ。お前も一緒に寝るんだよ」
尊「嫌だ。貴様は寝てる間に私の胸を触ってくるだろうが」
男「嫌がりながらも最後は身を委ねておねだりする尊さん可愛いです」
尊「うるさい。とにかく私は貴様と一緒になぞ寝ないぞ」
男「今日はえっちぃイタズラしないって誓っても?」
尊「何をしても駄目!!」
男「……オッケー。そこまで言うなら今日は別々に寝よう」
尊「そうだ、分かればいいんだよ」

~十分後~

男「……で、あれだけ豪語してなんで俺の布団に舞い戻ってきたの?」
尊「まだまだ夜は冷え込むからな。貴様は今日だけ暖房変わりだ」
男「確かに、尊の言い訳は寒いから暖房は必要かもな」
尊「まだ言うか。上手いこと言った気になったつもりか」
男「事実、事実」ギュッ
尊「……くびり殺してやろうかと思ったが、温かいから許してやる」

219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/09(月) 07:38:14.22 ID:6BCO225AO [1/10]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(纏さんVer.)

纏「こりゃ、タカシ」
男「んー?」
纏「主ゃあ明日も仕事じゃろ。もう寝なくてよいのか」
男「……あ、もうこんな時間か。気づかなかった」
纏「げぇむも良いが、仕事に差し支えるようでは社会人失格じゃぞ?」
男「そういう纏は、まだ寝ないのかよ?」
纏「亭主より先に寝る妻なぞあるか。主が寝ついたら儂も寝るわい」
男「そういや、今まで俺が求めた時以外は一緒に寝たことなかったな」
纏「そうじゃぞ。駄目亭主を持つと良妻は苦労するんじゃ」
男「……なぁ、纏。たまには一緒の布団で寝ないか?」
纏「何を言う。子供じゃあるまいに、独りで寝らんか」
男「子供じゃないからこそ、大好きな嫁と一緒に寝たいんだろ?」
纏「だ、大好きなどとたわけたことを……恋人気分が抜けきっておらぬ証拠じゃ!」
男「恋人気分、いいじゃんか。纏を寂しいまま寝かせたら、俺の男が廃るってもんよ」
纏「儂は寂しいなどと一言も言っておらんわ!」
男「まぁ、現実問題、今日はなかなか寝つかれそうにないから、寝るの待ってたら遅くなっちゃうぞ」
男「一緒の布団で寝て、俺が寝つくの確認してから寝た方が効率いいと思わん?」
纏「……主は言葉巧みじゃな。そんなに儂と寝たいのか?」
男「纏の寝顔、みたいっす。頼んます」
纏「全く……主のわがままにはほとほと呆れ返るばかりじゃ」
纏「よかろ、今日だけは主と布団を同じゅうしてやる。ただし、寝顔なぞ見せてやらぬからそう思うておけ」
男「よっしゃ、絶対纏より長く起きてやるぞぉ!」
纏「……そのやる気を別の方向に使えんのかのぅ、主は」ハァ

270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/09(月) 20:06:32.51 ID:6BCO225AO [8/10]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(かつみさんVer.)

女「ふぁ~あ…」
男「ん、眠いのか? かつみ」
女「いにゃ、全然……」ウトウト
男「うとうとしとるがな。俺もこれ終わったら寝るから、先行ってろ」
女「やだ……お前、俺が行ったら一人でえっちなDVD見て気持ちよくなるんだろ?」
男「んなことしねーよ。つかエロDVDなんて持ってないし」
女「嘘だ……こないだ掃除してたら見つけたんだ。本棚の裏に隠してあったぞ」
男「そういうことは早く言え……なんか傷がいっぱいついてて再生出来なかったのはお前のせいだったのか」
女「……タカシは、もう俺に飽きたのか?」
男「な、何言ってんだ! 俺がかつみに飽きるかよ!」
女「だったら、そのDVDはなんだよ……!」
男「これは男なら幾つになっても持ってるもんなの!」
女「最近、部屋にこもりきりで一緒に寝てくれないのは、そのせいじゃないのか?」
男「それは残業の持ち帰りが多かっただけで……まぁ、たまに見てなかったといえば嘘になるけど」
女「ほらな、やっぱり俺よりそのDVDがいいんじゃねーかっ!」
男「だから誤解だって……あぁもう、こうなりゃヤケだ!!」ガバッ
女「ふぇっ…!」
男「どんだけ口頭で謝っても聞かないみたいだから、今日はたぁっぷり可愛がってやるよ」
女「……罪滅ぼしのつもりかよ。遅いんだよ、馬鹿」
男「遅いってことあるかよ。俺たちはもう夫婦なんだぞ?」
女「そか……そだよな。でも、超眠ぃ……」
男「安心しろ、今から嫌でも目が覚めるから」
女「……期待してやるよ、馬鹿亭主」


273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/09(月) 20:25:03.38 ID:6BCO225AO [9/10]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(いいんちょVer.)

男「あれ、いいんちょ?」
女「何ですか」
男「なんか、今日のいいんちょは、いい匂いしないか?」クンクン
女「変なところだけ目ざとい……いや、鼻さといですねあなたは」
男「これ何の匂いだ? 嗅いだことねーんだけど」
女「これは、就寝前につける薄い香りの香水ですよ」
男「へー…普段から化粧っ気のないいいんちょが珍しい」
女「か……海外では、この香水の匂いをさせていると、今夜はいいよって印らしいですよ?」
男「……ん? それってつまり……」
女「あ、あくまで一例ですから! 無知で無学なタカシくんに教えて
  あげただけで、私がそうだとは一言も言ってませんからね!?」
男「でも、わざわざその話をするってことは、えっと、つまり、そうなんだろ?」
女「勘違いしないで下さいっ! 他の人がどうでも、私は私の道を行きますからっ!」
男「混乱し過ぎて訳分かんないこと口走ってるぞ……」
女「とにかく、私がタカシくんを誘惑してるだなんて思わないで下さい!」
男「じゃあ、一人で寝るの?」
女「も、もちろんです……」
男「……分かった、それなら深く追及すまいよ。お休みいいんちょ」
女「あ……お休みなさい……」シュン
男「それと、部屋の鍵は開けとけよ? 後で寝に行くから」
女「っ!!……せ、宣言して夜這いに来る人がありますか!」
男「にひひ、じゃあまた後でな」


276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/09(月) 20:44:57.61 ID:6BCO225AO [10/10]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(お嬢Ver.)

女「た、タカシ……」
男「ん……おぉっ!? どうしたんだ、その格好」
女「タカシが眠る時に着る寝間着が気になって、私も買ってみましたの」
男「いつものネグリジェもいいけど、そのパジャマも可愛いじゃないか」
女「と、当然ですわね。私はどんな下層貧民の装束でも似合ってしまいますもの、オホホホ」
男「しかし、センスは子供並みだな。うさぎ柄って……」
女「これが一番可愛いかと思って選んだんですの。文句がおあり?」
男「いや……にしても可愛いパジャマだ」
女「白々しい誤魔化し方ですわね」
男「そのパジャマ、もっとよく見たいから、今日は一緒に寝ようぜ?」
女「何を言っていますの? 寝たら見えないじゃありませんの」
男「あ……そか、はは」
女「……けれど、眠るまでに目にする機会が増えるのは事実ですわね。
  よろしいですわ、今日だけ私は、タカシと一緒に寝て差し上げます」
男「やっりぃ! そうこなくちゃな!」

女(本当は私から誘うつもりでしたけれど……手間が省けましたわ)


ここから595.5スレ


37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/10(火) 01:04:11.43 ID:GIiv7S8FO [1/18]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(ボクっ娘Ver.)

男「……あれ?」
女「どしたの、タカシ」
男「今日、布団別々?」
女「そうだよ。それがどうかした?」
男「どうもしないが。甘えな梓にしちゃ珍しいなと」
女「ボクだって、いつまでもタカシと一緒じゃなきゃ眠れない訳じゃないんだから」
男「ふーん……だからわざわざ布団引っ張り出して来たのか」
女「私が横にいなくて寂しいと思うけど、我慢するんだぞ?」
男「いやそれこっちの台詞。まぁいいや、お休み」
女「うん。ボクもも少ししたら寝るから」

~タカシが床について五分後~
女「さて、ボクも寝るかな……」モゾッ
男「……ん。おい、梓」
女「何さ。もう寝たんじゃなかったの?」
男「そんな早く寝つけるか。それよりお前、今日は布団を別にするんだろ? なんで俺の布団に潜り込んでんだ」
女「あ……しまった。いつものクセで」
男「……間違いついでだ。もう一緒に寝ようぜ」
女「せっかく布団準備したのに、意味ないじゃん!」
男「そうだな……それじゃ、あそこには今、俺たちの先祖の霊が寝ていると仮定しよう」
女「怖っ! 変なこと言わないでよ!」
男「ご先祖様が寝てるところを邪魔する訳にはいけない。ここは一つ、あの布団を譲って差し上げようじゃないか」
女「もー…タカシが変なこと言うから怖くなってきたじゃん」
男「怖くない、怖くない。怖くなったら俺が手ぇ握ってやるから」
女「何を言ってるのさ……う、嬉しくなんかないんだからねっ///」
男「顔、赤いぞ」
女「もう寝るから関係ないもんっ!!」

41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/10(火) 01:33:21.47 ID:GIiv7S8FO [2/18]
  • 男に側で寝て欲しいツンデレ(関西さんVer.)

男「ダウト」
女「あーもう! またダウトするー!」
男「お前の嘘は見破りやすいんだよ。ポーカーフェイスを勉強してこい」
女「何回やっても全っ然勝てんし。もう寝よかなぁ…」
男「なんだよ。勝ったらお前の言うこと聞いてやるのに、もう諦めんのか?」
女「人生諦めも肝心や。しょーもない意地はって寝不足なるほどアホと違うし」
男「これで俺の負けが込んでたら、絶対途中抜けなんか許可しないクセに」
女「うっさい!……そんじゃ、おやすみ」
男「待てよ、せっかくだし一緒に寝ようぜ」
女「はぁ? 何言ってんの」
男「え、駄目なの?」
女「そしたら結局、うちが勝っても負けても一緒やったってことやん」
男「……ん? お前、俺に勝ったら一緒に寝るように頼むつもりだったのか?」
女「そ、そうや。なんか文句ある?」
男「いや、意外と可愛いとこあるなと思って」
女「可愛いとか言うな! 馬鹿にされてるようにしか思われへん」
男「んなことねーよ。マジでいずみは可愛いって」ナデナデ
女「うぅ……まぁええわ。今日だけは許したる」
最終更新:2011年05月16日 02:02