967 :1/2:2011/07/27(水) 19:21:13 ID:???
タ「ちなみぃ!聞いてくれ!!模試で判定がCになったぞ!!!」
ち『……そ……』
タ「いや、一文字で済まされるのはあまりにも寂しいんだが・・・」
ち『……あっそ……』
タ「文字数増えてもやっぱり寂しいなぁ」
ち『……C判定じゃまだまだじゃない……』
タ「それはそうだけど、前に比べればはるかな進歩さ。この数ヶ月でここまで伸びるとは」
ち『……レベルが低いほど次のレベルまでの経験値が少なく済んで、レベルアップが早いだけ……』
タ「ぬなっorz」
ち『……パーティーの他のメンバーが十分強ければ、遊び人をレベル20まで上げるのが簡単なのと同じ……』
タ「つまりちなみと俺とはパーティーで、俺はこれから賢者になるってことだな。うんうん」
ち『……自分に都合のいい解釈をする男は、いつかアイドルと自分が結ばれてると勘違いしてストーカーになる……』
タ「怖い予言やめて下さい(汗)」
ち『……とにかく、まだまだ兜の緒を締めなきゃいけないってこと……』
タ「まあそうだな」
ち『……で……まだ約束のチョコパフェ……おごってもらってない……』
タ「む、覚えてやがったか」
ち『……当然……じゃなければ誰がタカシなんかと勉強を……』
タ「なんか悲しいことを言われてる気がするけど、約束だから仕方ないな。今日はパーッと行くか!」
ち『……はむっ……もぐもぐ……』
タ「さっきからずっと無言で食ってるけど・・・パフェ嫌いなのか?」
ち『……逆……好きだからこそ一心不乱で食べてるの……』
タ「なるほど。そんなに美味いか?」
ち『……うまうま……おごりならなおさら……』
タ「メッシー君ってこんな気分なのかOTZ」
ち『……ふぅ……ごちそうさま……』
タ「しかしこんな大盛りよく食ったなぁ。太るぞ?」
ち『……私は……太らない体質だから……』
タ「そうなのか。いいなぁ」
ち『……あれ?……お約束の"だから貧乳なのか"攻撃が来ない……』
タ「いや・・・さすがにそんなセクハラ発言できないって」
ち『……ふぅん……』
タ「な、なんだよ・・・」
ち『……貧乳は嫌い?……』
タ「いえ、大好きですが」
ち『……じゃあ私に近づいたのは……体目当て?……』
タ「どうしてダウナーキャラってのはこうなんだ・・・○| ̄|_ 」
ち『……キャラとか言わないで……安っぽいから……』
タ「近づいたも何も、うちの学校で数少ない中学の頃からの同級生だろ!?」
ち『……そうだったっけ……空気みたいな存在だから忘れてた……』
タ「どうせ俺は存在感ねーよ(泣)」
968 :2/2:2011/07/27(水) 19:21:51 ID:???
ち『……まあそれは置いといて……C判定程度じゃもっと勉強しないと……』
タ「そうだよな。もっと勉強しなきゃな」
タ「でも、やっぱちなみのおかげだよ。俺一人で勉強してたら嫌になって投げ出してたと思う」
タ「ちなみの教え方、ホント上手いと思うぜ?俺がついて行けるギリギリのペースで的を絞って教えてくれるから、頭に入りやすいし」
タ「こんなアホによく我慢して教えてくれてると思うよ」
ち『……まあ……たまごっち育てるような感覚?……』
タ「相変わらず容赦ない上に、ちなみの喩えは古いなぁ」
ち『……キミにだけは言われたくない……』
タ「とにかく、これからも頑張ろうぜ!」
ち『……頑張らないと届かないのはキミだけ……私は順当なペースだから……』
タ「おぅぅ、ズバッと言いやがったorz」
ち『…………同じ大学…………行くんだから…………ね?(/////)…………』
タ「ん?すまん、また声小さくてよく聞こえなかった」
ち『……なんでもない(///)……じゃあ……そろそろ帰って勉強しないと……』
タ「ああ、それじゃ帰るか」
ち『……今日はごちそうさま……じゃ……』
タ「またな」
ユーガットメール
タ「あ、メールだ・・・またちなみかよ。なんで別れたすぐ後にメールしてくるんだ」
件名:……件名無し
本文:いがいだった、ほ
っんとにおごってくれるとは。これからも
しばしばおごらせてあげてもいい。体格がひょろひ
ょろしてて蓄えられないから、脳の糖分補給はマメにしないといけないの。常
にうまうまなもの食べないといけないんだから。ばーか。
タ「・・・」
タ「今日のは一段と苦しいなぁ・・・」
タ「まあ、そういう所がかわいいから大学でも一緒にいたいんだけどな・・・(///)」
最終更新:2011年10月25日 21:44