28 :1/2:2011/08/18(木) 02:35:44 ID:???
タ「なぁ、ちなちな」
ち「ちなちな言うな…」
タ「まー良いじゃん、幼なじみのよしみでさ。昔はそうやって呼んでたじゃん」
ち「タカシに…精神的な成長は…望めないのか…」
タ「ははは。ちなみは肉体的な成長が望めないな。いつまでもちっこいちなちなのまんまだ」
ち「余計な…お世話だ…バカ…」
タ「ま、良いところに頭があって撫でやすくて俺は好きだぞ?」なでなで
ち「私の頭は…おもちゃじゃない…」
タ「ごめんごめん…で、なんの話だっけ?」
ち「タカシは…精神どころか…記憶力も成長してないのか…話振ってきたのは…タカシのほう…」
タ「そ、そうだったか?まぁ多分大したことじゃないだろうし、そのうち思い出すだろ」
ち「どうせ…今日の数学の宿題…教えろとか…」
タ「あ、それだ!!」
ち「なぬ…」
タ「さすがちなみ、俺のことはなんでも知ってるな」
ち「ぜんぜん…嬉しくないし…」
タ「俺は嬉しいな。ちなみが、俺のことをよく知っていてくれるのは、なんだか安心する」
ち「はぅ…」
タ「ちなみほどじゃないかも知れないけど、俺もちなみのことはよく知ってるぞ?」
ち「ぁぅ…そんなの…それこそ…嬉しくない…タカシに私のことを知られてるとか…ほんと…嫌だし…」
タ「ちなみは、嘘を言うとき服の裾を掴む」
ち「ぇ…あっ…」
タ「昔から変わらないクセだ。もしかして、自分でも気づいてなかったのか?」
ち「し、知らない…!」
タ「つまり、俺はちなみが自分でも知らないことまで知ってたのか」
ち「…ぅー…」
タ「ふふーん、どうだ参ったか」
29 :2/2:2011/08/18(木) 02:36:11 ID:???
ち「ふ、ふん…ずっと一緒に居たら…そんなクセのひとつやふたつ…気づいて当たり前だし…」
タ「ほう?じゃあちなみも俺が知らない俺のクセとか知ってるのか?」
ち「し、知ってる…」
タ「じゃ、言ってみて?」
ち「…ぇ…ぇーっと…」
タ「ほれほれ、早く言わないと俺の勝ちだぞ?」
ち「…ろりこん…」
タ「…は?」
ち「タカシは…ロリコン…だから…知らず知らずのうちに…私の幼児体型の虜になってる…」
タ「…え?」
ち「…他の子どもとかに手を出したら…犯罪者になっちゃうから…私は…我慢するけど…」
タ「ん?ん?」
ち「ほーれ…タカシの大好きなロリコン体型ですよー…タカシは私の魅力にメロメロ…」
タ「あの…ちなみさん?それはクセっていうか性癖じゃね?俺がほんとにロリコンなのかどうかは置いといて」
ち「…あー…嫌だなぁ…これからタカシに抱っこされて…すりすりされたり…なでなでぎゅーとか…されちゃうに違いない…」
タ「…そこまで言うなら、やってやろうじゃん!」ひょいっ
ち「ひゃっ…」
タ「ん、ちなみは…軽くて小さくて…可愛いな」
ち「全部…タカシのせいだから…タカシがロリコンだから…こうなったんだから…」
タ「その割には、嬉しそうな顔してるな?」
ち「…タカシだって…」
タ「ふふ…」
ち「…えへ」
最終更新:2011年10月25日 22:00