23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/03/29(火) 20:51:00.89 ID:sIAaBVxH0
1乙
お題
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/03/29(火) 22:03:32.10 ID:kQD/PBWcO
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男「あ」
女「あ」
男「かなみ、かなみじゃないか! 久しぶりだなぁ!」
女「もしかして……あんた、馬鹿のタカシ?」
男「口の悪さは相変わらずだな。そうだよ、その馬鹿のタカシだよ」
女「へ、へー。あんた、よく私のことなんか覚えてたわね」
男「お前みたいな個性的な奴、忘れるはずないだろ?」
女「私だって覚えてるわよ。小六までオネショ止まらなかった寝小便垂れだってね」
男「そういう忘れて欲しいことだけ覚えてるとこ、変わらないな」
女「あんたこそ、そのにやけ面だけは変わってないのね」
男「まぁな。どうだかなみ、積もる話もあるし、
予定なけりゃどっかでお茶でもどうよ?」
女「残念でした。あんたと違って私は忙しいの」
男「あっそ。じゃあいいや、またな」
女「ちょ、ちょっと! せっかく再開した幼なじみを引き留めもしないの!?」
男「……なんてな。俺が一人で帰ろうとすると焦るとこまで変わってない」
女「だっ……誰が焦ってるって!?」
男「その様子だと予定もなさそうだな。よし、お茶行こうぜお茶!」
女「あ……もう、強引なんだから。仕方ないわね!」
男(仕方ないが全然仕方なさそうに聞こえないとこも、変わんないなぁ)ク
最終更新:2011年04月03日 20:17