56 名前:1/2[] 投稿日:2011/10/28(金) 00:10:16.57 ID:o9Kxp9Xw0 [1/13]
『猫友ちゃんよっ。にゃあにゃあ』
「ど、どうしたの」
『これ、どーよ。かなみにこれ着けさせてタカシに迫らせようと思うんだけど』
「へぇ…まぁ、確かにかなみちゃんには似合いそうだね」
『…む、私は似合わないってわけ?』
「え、だってかなみちゃんに着けるんでしょ?友ちゃんが似合うとか関係無くない?」
『そ、そうだけ…ど…』
「…ん?何か言って欲しいことでも有るの?」
『え…と…』
「ん?言わないとわかんないよ?」
『…うー、ばか!いじわる!もういい!外す!!』
「ご、ごめんごめんからかい過ぎた!」
『知らないもん!山田のばか!!』
「(あらら、へそ曲げちゃった)」

57 名前:2/2[] 投稿日:2011/10/28(金) 00:10:34.82 ID:o9Kxp9Xw0 [2/13]
『…ふん、どーせ私は可愛く無いもん…』
「…ほら、拗ねてないで、機嫌直してよ」ぎゅっ
『あんたが悪いんでしょ…』
「うん、ごめんね。ほら、もう一回着けて?着けてあげるから」
『…ん』
「はいっと…うん、可愛いよ。きっとかなみちゃんよりも可愛いよ」
『…機嫌取りのお世辞だってばればれだから…』
「お世辞じゃないよ。これで、猫の真似とかしてくれたらもっと可愛いよ」
『…だ、誰がやるもんですか』
「最初はにゃあにゃあとか言って乗り気だったのに?」
『う、うるさい…』
「ほら、にゃーって言ってみて?」
『…ぅ…』
『…にゃ、にゃぁ』
「うおー可愛い!猫友ちゃんは可愛いなぁ!」なでなでぎゅー
『は、はぅ…にゃ、にゃぁ…』
『(や、やっぱりかなみにあげるの止めよっかな…)』
最終更新:2011年11月03日 02:13