124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/10/30(日) 19:47:47.64 ID:eMUJP6WK0 [31/37]
『…濡れちゃうじゃない。もっと傘こっちに持ってきてよ』
「俺もかなり濡れてるんだが」
『全く、図体だけはでかいんだから…』
「仕方ないだろ。なりたくてなったわけじゃないんだよ。それに傘忘れたのはかなみの方だろ」
『そ、そうだけど…男なら女の子を傘に入れるくらいしたって良いでしょ!?』
「だから、してるだろ?」
『…うー…』
「まぁ、我慢してくれ。もうすぐ家に着くだろ」
『…しょ、しょーがないわね…』
『(うう、せっかくの相合傘なのに、何も出来ないなんて私のバカ、タカシの鈍感ー!)』
最終更新:2011年11月03日 02:24