126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/06(日) 22:41:42.98 ID:0ljsJtH90 [8/15]
今帰宅…さっそく

ホテル
お嬢さま
腕組み






127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/06(日) 22:45:39.89 ID:0ljsJtH90 [9/15]
タ「あぁ…やっと着いた。ここに泊まるんだよな…」
山「疲れたよね~。早く休みたいよ」
友「二人ともはしゃぎすぎだよ」
山「いいじゃないか。せっかくの修学旅行なんだし」
り「まったく…たかが国内旅行でこんなに騒げるなんて…幸せですわね」ブス…
山「あれ?神野さん、なんか不機嫌だね?」
り「…べつに」
友「あぁ…それはあれよ。タカシが京美人に見とれてて、りなに構ってあげなかったから拗ねてるのよ」
り「な!?なにを勝手なことを!」
山「なぁるほど」
り「納得しないでくださる!?」
タ「おい山田、早く部屋行こうぜ…って、りなどうかしたのか?」
り「なんでもありませんわよ!!ばかタカシ!!」スタスタ…
タ「お、おう…何であんな怒ってんだ?」
友「何でって…ねえ?」チラ
山「うん」チラ
タ「な、なんだよ二人とも…」
山「とりあえず、タカシは後で謝りに行ったほうがいいよ」
タ「え…なんで?」
友「じゃないと、りな不機嫌なままだよ、きっと」
タ「…?なんだかわからんけど、まあ分かった。後で謝っとくよ」
友・山「それでよし」

128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/06(日) 22:47:02.04 ID:0ljsJtH90 [10/15]
コンコン…
タ「…?入っていいぞ~?」…ガチャ
り「お、お邪魔しますわ…」
タ「あ…り、りな」
り「あれ…ほかのみなさんは?」
タ「山田は友子とどっかに行った、他の奴らは別の部屋に遊びに行ったよ」
り「…そう」
タ「それより…ごめんなりな。なんか知らない間にお前怒らせちまったみたいで…」
り「いえ…私が勝手に怒っていただけですから…」
タ「そ、そうか…」
タ(なんか…へんに大人しいな。どうかしたのか?)
り「…あの、少しお聞きしたいのですが…」
タ「ん、なんだ?」
り「その…タカシは、ああいったお淑やかな女性が好みなんですの?」
タ「…へ?」
り「…だって…今日ずっと…『ああいうのがいいよな』…って…言っていたじゃないですか…」
タ「…ああ、確かに好きだけど…別に付き合ってみたい~…って訳じゃないぞ?アイドルを見るような感じだよ」
り「そ、そうでしたか…」ホッ…
タ「ところで、なんでそんなこと聞くんだ…って!?」ギュ…
り「…もう一つ…聞きたいことありますの…」
タ「な、なんだ…?」(う、腕に柔らかいのが…)
り「…あの…その…」
タ「………」


129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/06(日) 22:47:34.61 ID:0ljsJtH90 [11/15]
り「(グッ!)…タカシは私のこと…一人の女性として…!」
タ「…ゴク」
山「ただいま~!」
り「!?」ドン!!ドガ!!
タ「プギャ!?」
山「タカシお土産…って」
山「……もしかして僕…すごい邪魔しちゃった?」
り「そ、そんなことありませんわ!!それじゃあ私、部屋に戻りますから!!」ダダダ!
タ「……」ピヨピヨ…
山「あちゃ~…ごめんねタカシ…埋め合わせはいつかするから!」
最終更新:2011年11月10日 00:12