492 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 17:25:57.01 ID:ci1EhA6H0 [1/2]
  • ペットの首輪を纏にプレゼントした。


「纏、はいこれ(ひょい」
『これは……首輪じゃと……?』
「おう、首輪だ。見たまんま」
『……たわけ……何に使えというのじゃ?』
「そりゃあ、首輪っていったら着けて使うに決まってんだろ」
『それはそうじゃが……どうしても着けねばならんのかのう……?』
「いや、どうしてもって事は無いけどな。まあ、着けたらどうかなぁと」
『…………じゃが、これは犬や猫に使うものじゃぞ?』
「ああ、だからペットに着けてやればいいやって思って買ってみたんだが」
『(ぺ、ぺっと……!?)』
「いい加減大人だし、逃げ出される前に着けておかないとな」
『べつに逃げたりなどせぬが……そんなに、儂が着けたところを見てみたいのかぇ?』
「そりゃまあせっかく渡したんだから、纏が着けてやるのかどうかはともかく、着けたと
ころは見てみたいが」
『し、仕方あるまい、少しのあいだ待っておれ……///』

~~五分後~~

『というわけで着けてみたのじゃが……どうじゃ?』
「……いや、なんで飼ってる犬用にプレゼントしたのに纏が身に着けてんだよ! 変態さん
かお前は!」
『……なぬっ!? てっきり儂が、か、飼われてしまうのかと……思っておったのじゃが』
「…………ずいぶんと過激な性癖を御持ちだったんですね。纏さんは」
『う、うぅ……こうなったら……――――か、飼えっ!』
「はぁ!?」
『せ、責任とって飼うのじゃっ!』
最終更新:2011年05月16日 02:32