509 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 19:20:14.84 ID:eJ7eQM3BO [26/41]
3レス拝借
  • 朝ローテンション・昼ハイテンション・夜はいてないツンデレ

~朝~

女「……おはよお」
男「おはよ。眠そうだな、梓」ナデナデ
女「さりげに頭撫でるな。昨日あんま寝れなかったんだよ……」
男「うわ、めっずらし。高校生にもなって夜十時には眠くなるお子ちゃまが?」
女「お子ちゃまって言うなっ……ふあぁぁ……」
男「夜更かしは美容の敵だぞ? このぷにぷに頬っぺがガサガサになるのは、人類の損失だ」ぷにぷに
女「だから触るなっての。ボクの存在意義は頬っぺただけなのか?」
男「うん、わりと。お前の頬っぺたつつかないと人生嫌なことばっかりだ」
女「……タカシは一度、ボクに土下座して謝るべきだと思うな」
男「すまん、お前があまりに可愛いからからかいたくなるんだ」
女「……ふん、まぁいいけど」
男(ありゃ、反論が弱い。こりゃよっぽど眠いんだな)


510 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 19:22:02.13 ID:eJ7eQM3BO [27/41]
~昼~

男「おい、梓。飯一緒に食おうぜ」
女「残念でした。今日は友ちゃんと一緒に食べるの、タカシはお呼びでないない!」
男「そうか。なら山田も呼んで四人で食うか?」
女「今日は女同士で秘密の会議なの! タカシは来ちゃ駄目!」
男「会議だぁ? 何を話し合おうってんだ、お前は?」グリグリ
女「あっ……いや、なんでもない。頬っぺたグリグリすんな!」
男「俺に隠し事があるなら今のうちに言った方がいいぞ。うん?」ぐーりぐーり
女「あうぅ……とっとにかく、タカシはボクんとこ来ないでよね。わかった!?」
男「しょうがねぇなぁ、山田誘って二人で食うか。侘しい食事だぜ……」
女「その代わり、帰りは一緒に帰ってあげるから、それまで我慢するんだぞ?」
男「はぁ。そりゃ光栄なこってすなぁ」
女「じゃあね、タカシ。友ちゃ~ん、ご飯食べよ~っ!!」ブンブン
男(朝とは打って変わったハイテンションっぷりだな……)


511 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/05/13(金) 19:27:05.78 ID:eJ7eQM3BO [28/41]
~夜(夕方)~

女『タカシ、入っていいよ……』
男「ん。(お茶くらい出すっつうから寄ったのに、部屋の外で待たせやがって。なんなんだこいつ?)」
女「どうぞ……いらっしゃーい」ガチャ
男「ぶほぁッ!? お前、その格好なんだよ!?」
女「へへ。ネグリジェ買ってみたの、似合うかな?」
男「それに着替えるために俺を待たせてたのか……なんという俺得」
女「しかも下着は履いてなかったりして……」
男「それは見りゃ分かるけど……あんまり露骨すぎやしないか」
女「いいのっ。そんでね、タカシ……今日、ボクんち誰もいないんだ」
男「……誘ってんのかよ」
女「朝、言ったじゃん? 昨日あんま寝れなかったって」
女「今日のこと考えたら、興奮して寝れなくなっちゃった……てへへ」
男「それでか、それでなのか」
女「このネグリジェ、タカシの気に入りそうなの友ちゃんと選んだの」
男「あぁ……ノーパンスケスケネグリジェとかツボを心得てるなと思ったら、友子の差し金か」
女「今日のお昼は最終打ち合わせでした。一緒に食べれなくて、ごめんね?」
男「いいけど……梓、俺そろそろ我慢の限界」
女「いいよ……来て?」
男「……うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
女「きゃあ! タカシに食べられる~♪」

(了)
最終更新:2011年05月16日 02:33