68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/20(日) 22:41:23.99 ID:BnRQ9DVqO [11/11]
  • 厚手の掛け布団を出したら

男「……」
女「……」
男「えと、ちなみさん?」
女「……なに?」
男「人の布団で何をしておいでかな、と」
女「……タカシんちに遊びに来たら……ちょうど良く布団が落ちていた……」
男「いやいや、それ俺の冬用掛け布団だから。間違っても落ちてないから」
女「……寒がりの私には天恵……ぬくぬく……」
男「ぬくぬくじゃねーよ。布団返すか帰宅するかどっちか選べ」
女「嫌だ……私が帰宅したら……タカシは布団に残った私の残り香を……必ずくんかくんかする……」
男「しねぇよ、馬鹿! 俺だって寒ぃんだよ、早く明け渡せ!」
女「せっかく私が遊びに来てやったのに……布団にくるまって応対する気か……」
男「人んち来ていきなり布団を占拠してる方がおかしいわ」
女「ああ言えば……こう言う……埒があかないから……この話題は終わり……」
男「終わらせてたまるか。あーもう我慢できん、俺も入れろ!」モゾッ
女「……!!」
男「はー、ぬくい……落ち着く……」
女「……女の子と同衾とか……タカシの節操なし……」
男「お前ごときが俺に恥じらいを抱かせようなんざ十年早いわ」
女「……私はけっこう……ドキドキしてるよ……?」ボソッ
男「ん? なんだって?」
女「……にぶちんタカシは……三回死んで詫びろと言った」
男「三回も!? 一回で充分だろ!!」
最終更新:2011年11月23日 23:54