23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/23(水) 14:44:01.60 ID:C/0tJFUQ0 [5/42]
遅い昼飯ほ
113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/23(水) 21:49:51.17 ID:rB/Hj2eGi [8/10]
23
「あーれ?」
「どうかしました?」
「弁当持ってくんの忘れたー」
「珍しいっすね、普段あんなに幸せそうに食べてるのに」
「妹の手作りだからさー……でも最近冷たいんだよなーウチの妹」
「あー、思春期ですねー。ウチのもそうでしたよ。お兄ちゃんうるさいとかきたないとか」
「そうなんだよー、買い物付き合わされたり、臭いから私が代わりに体洗ってあげるとか、下手くそだから料理は私がやるとかさー……兄の面目丸潰れだよー」
「……ん?」
「最近はホラー映画にハマってるとか言って休日に一緒に見させられるし……怖がりなんだからやめとけって言ってんだけどな、わたしのかってでしょ!とか言って全然聞かねーの」
「…………」
「別府さーん? なんか妹さんが来てますよー」
「あれ? ホントだ。どうしたー?」
「に、兄さんがせっかく私が作ってあげたお弁当を忘れるから届けに来てあげただけです!」
「マジで? サンキュー。でもこんなにでかかったっけ?」
「な、なんですか、食べれないとか言うんですか?」
「この量は流石に……」
「しょっ、しょうがないですね。私も一緒に食べてあげます!」
「そうだな、そうすっか。ちょっと遅めだけどお昼とって来まーす」
「……はーい……くそっ、勝ち組があああ」
「山田うるさい、仕事しろ」
「す、すいません友子課長」
「とっ、ところで今日晩ご飯食べにいかない?」
「え? いいですけど、他には誰かいるんですか?」
「ほ、ホントは別の友達と行く予定だったんだけど、その子がダメになっちゃって、でもお店も予約しちゃったし、一人で行ってもしょうがないし……たまたま暇そうなのを見つけたから誘ってみただけよ!」
「は、はい……わかりました」
114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/23(水) 21:50:14.72 ID:rB/Hj2eGi [9/10]
おわり
最終更新:2011年11月29日 00:52