15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/11/25(金) 15:10:21.82 ID:O+t2fp+uP
1
乙
お題
- ツンデレを部屋に呼んで映画を見たら
- ツンデレはチーズが好物のようです
- ネズミツンデレ
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/25(金) 16:40:40.60 ID:LO2+MMNIi [2/6]
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「ネズミちなみんです……ちゅー」
家に帰ると、ウォルトさんも真っ青な例のあのコスプレをしたちなみがいた。
「朝日が拝めると良いな」
「大丈夫……ウォルトは……私のマブダチ……でちゅー」
お前今何歳だよ。
「で、今回の狙いは?」
「唐突に……チーズが……食べたくなった……ここにもて……ちゅー」
不法侵入の上に物乞いとはなかなかず太い神経をしておられる。
「もしもし、警察ですか? でかいネズミが入って来てチーズを」
「せいっ」
「ぐあああああ!」
なぜか箒が飛来し、側頭部に直撃。割と痛い。
「……なにをする」
「こっちのセリフだ、箒なんてどっから取り出した」
「……企業……秘密でちゅー」
こうなったらしょうがない。とうとう俺も本気を出す時が来たようだな。
「カマンベールとスモークとブルーと普通の、どれがいい?」
「……スモークチーズ……をしょもうするでちゅー」
「おk」
それなら丁度この前つまみに買ったのがあるはずだ。
34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/25(金) 16:41:30.72 ID:LO2+MMNIi [3/6]
ついでにチューハイとジュースの缶を出して、それぞれ俺とちなみの前に置く。
「かんぱーい」
「……乾杯」
お互い缶を掲げて、口を付ける。
「……小岩井さんちの……ぶどうジュースは……美味しい……でちゅー」
「そうだな、好きだよ」
「……えっ……!?」
ちなみがなんだか赤くなる。
肌が白いからわかりやすいんだよな。
「どうした?」
「もっ……もう一回……」
「え? だから小岩井ジュース好きだよって」
「…………」
あれ、一気に色が引いて行く。
ちなみは起これば怒る程顔色が悪くなる特性があるので、どうやらなにか失態を犯してしまったらしい。
「……期待した……私が……愚かだった……でちゅー」
「て言うか、そのちゅーちゅー言う語尾はなんなんだ? すっごい気になるんだけど」
結構強引な話題転換だったが、そこまで怒っていたわけではないらしく、ちなみもこっちの話に切り替えて来た。
「……別に……ネズミのコスプレだから……ちょっと……真似してみただけ………………かわいい?」
小首を傾げて聞いてくる。
35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/25(金) 16:42:07.48 ID:LO2+MMNIi [4/6]
「そうだなぁ……」
ちなみの横に移動し、射程範囲まで近づく。
「なっ……なに……?」
「こんな風にしたくなっちゃうぐらいは、可愛いかな」
ちゅっ。
「………………な」
「あれ、怒った?」
ちなみは顔をそらして今の表情を見せないようにしている。
ちなみは既に耳から首まで真っ赤で、照れているだけなのは分かり切っているのだが、ちょっと酔っていることもあり、意地悪く追撃する。
「俺にキスされるの、嫌?」
「………………」
「答えないと、またしちゃうぞ?」
「かっ…………勝手に……すればいい……」
「そっかそっか。じゃあほら……目、閉じて」
「……んっ……」
~~~~~
朝ちゅん
結局あのまま攻め続けて、飲み続けて、二日酔い。
大学も本当は午前からあるのだが、今日はサボることにした。
「ばか……ばか……ばがばかばかっ……!」
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/25(金) 16:42:18.82 ID:LO2+MMNIi [5/6]
寝起きの顔と裸を見られたことと、昨夜のコトを思い出して照れているらしいちなみは、毛布を頭からひっ被って、その中で服を着直しているらしい。
「ケダモノ……強姦魔……エッチすけべ変態……性欲異常ロリコン……ばーかばーか」
「でもなあ、三回目以降はちなみの方が積極的だったぞ?」
「うるさい……ばか……死ね」
「悪かった悪かった……俺が起きる前に俺の手で勝手にオナってたりやたらと唇に吸い付いて来たりしてたのは見逃すから、勘弁してくれ」
「なっ……!? おっ……起きてっ……!?」
こっちを振り向いたちなみは、耳から首から腕まで全身真っ赤で、これ以上ないぐらいに恥ずかしがっている。
「性欲異常なのはどっちだかなぁ。昨夜あんなに激しくしたのに……もしかして、俺じゃあ満足できなかったか?」
「そっ、そんなこと……!な、ない……」
「ふーん」
「…………タカシの……寝顔見てたら…………が、ガマンでっ……できなくて……でっ、でも……」
真っ赤な顔で必死に言い訳するちなみは、自分がまだ半脱ぎ状態でいるコトに気付いていないらしく、二日酔いでも勃つもんは勃つんだなぁと、自分の若さとちなみの可愛さを再認識するのであった。
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/25(金) 16:42:43.41 ID:LO2+MMNIi [6/6]
おわり
ちなみんにちんぽちゅーちゅーされたい
最終更新:2011年11月29日 01:00