140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/28(月) 21:18:47.94 ID:UOMAWn8O0 [3/4]
「お、何読んでるんだ、ちなみ?」
『……うわ、厄介なのが来た……』
「ちょっと尋ねただけで、なんでそんな言われ方されなきゃならんのだ」
『……タカシは、隙あらば、女の子の頭を撫でてくる、性犯罪者予備軍……いや、既に立派な性犯罪者……』
「酷すぎるだろ、いくらなんでも! だいたい、俺が撫でるのはお前だけだし」
『……うわ、タカシから告白された……流石は、性犯罪者……油断できない』
「告白じゃねえし、そもそも性犯罪者じゃねえよ! ったく……」
『……否定しながら頭を撫でだすとは……やっぱりタカシは性犯罪者に違いない……ついでに頭もおかしいに違いない……』
「ついでで変なオプションつけんな! ……で、何の本読んでるんだよ?」
『……さりげなく話題をそらそうとするとは、タカシも馬鹿にできない……三才児程度の知能はあると推定……』
「いや思いっ切り馬鹿にしてるだろ! しまいにゃ泣くぞっ」
『……泣かれても困るし、特別に教えてやる……じゃじゃーん、星座の本でした……』
「そんなにやる気のない“じゃじゃーん”は初めてだぜ……なんだ、星座が好きなのか?」
『……夜空に浮かぶ星達にロマンを感じない人間がいるだろうか、いやいない……あ、タカシには理解できないかも……三才児程度の知能だし……』
「それはもういいっつーの! ……なあ、そんなに星座が好きならプラネタリウムなんて行ってみないか?」
『……ぷらねたりうむ……? ……タカシが作るの……?』
「何でだよ! ……じゃなくて、市の科学博物館にけっこうスゲーのがあるらしいんだよ……流石に天体観測するための望遠鏡なんか持ってないしな」
『……ふむ、プラネタリウム……タカシにしては良いチョイス……三才児程度から五才児程度まで格上げしてやろう……』
「……そりゃどうも。じゃあ、今週の土曜か日曜空けとけよ?」
141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/11/28(月) 21:20:21.90 ID:UOMAWn8O0 [4/4]
『……え? ……タカシもついてくるの?』
「いやどう考えても、そういう流れだったよね!? そんなに俺の男泣きが見たいかっ」
『……うぅ、この性犯罪者は執拗に自分の泣いているところを、見せようとしてくる……きっとそういう性癖に違いない……』
「違うわ! いい加減にしろっ」
『……今度は怒鳴ってきた……ちなみ怖い……』
「……俺はお前が怖いよ」
『……付属物のタカシはともかく、プラネタリウムは楽しみ……わくわく……』
「もはや俺の扱いには何も言うまい」
『……あっ、でも……タカシが一緒だと、集中して見れないかも……』
「何でだよ、また新手のいじめかよ」
『……ん、そ、そうじゃないけど……』
「じゃあ、どうしてだよ……ていうか、なんか顔赤いぞ、大丈夫か?」
『……うっ……や、やっぱ、何でもない……』
「はあ? なんなんだまったく……」
『(……タカシがずっと隣にいたら、集中して見れないかもしれないなんて……言えるわけないじゃない……馬鹿……)』
最終更新:2011年12月05日 23:29