641.1-172 - ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったらWiki（仮

172 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 12:25:15.51 ID:8cUOkbzYO
纏2「わーい！勝ったのじゃ！」
夕「よかったな」
夕（負けてやるのも疲れるな…）
纏1「兄上…」ｶﾞﾗ
夕「おう、どうした」
纏1「そろそろ儂と一緒に稽古をするのじゃ」
夕「そうだな。たまには体を動かすか」
纏2「えー！まだにぃさまとゲームするのじゃ！」

173 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 12:27:27.25 ID:8cUOkbzYO
夕「たまには我慢しないといけないぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
纏2「むー…」
纏1「それじゃあ行くぞ兄上」
纏2「だったら儂もにぃさまと一緒に稽古するのじゃ！」
纏1「！」
夕「仕方ないなあ…別にいいか纏1？」
纏1「べ、別に構わんが…」
纏2「やったのじゃー！」
纏1（また纏2が一緒か……）
纏2「…………」ﾆﾔ
纏1「！！」

175 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 12:40:22.94 ID:8cUOkbzYO
稽古後
夕「ふー、今日も疲れたなあ」
纏2「疲れたのじゃー！」
夕「まだまだ元気だな…」
纏1「兄上」
夕「なんだ？」
纏1「大事な話があるのじゃが…」
夕「大事な話ってなんだ？」
纏1「…２人きりで話したいのじゃ」
纏2「…………」
夕「そうか、じゃあ晩飯の後に部屋行ったらいいか？」
纏1「う、うむ！それでよいぞ！」

176 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 12:48:41.72 ID:8cUOkbzYO
晩飯後
夕「おーい」ｺﾝｺﾝ
纏1「ど、どうぞなのじゃ…」
夕「」ｶﾞﾁｬ
夕「珍しいな、纏1が大事な話なんて」
纏1「う、うむ…」
夕「悩みでもあるのか？」
纏1「悩みではないのじゃが…」
夕「うん？」
纏1「…少し、兄上と話したかったのじゃ」
夕「そうか」
纏2「ねぇさまー！」ｶﾞﾁｬ
纏1「！」
纏2「あ、にぃさまもいるのじゃ！」

177 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 12:53:59.94 ID:8cUOkbzYO
夕「悪いけど纏2、今は大事な話をしてるんだ」
纏1（兄上…）
纏2「大事な話？大事な話とはなんなのじゃ？」
夕「纏2には難しい話だよ」
纏2「むー…」
纏2「そうやって２人して儂を仲間外れにするのじゃ…」
夕「今度いっぱい遊んでやるからさ」
纏2「わかったのじゃ…」ｶﾞﾁｬ
纏1「…あ、兄上！」

178 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 13:00:05.69 ID:8cUOkbzYO
纏1「儂は、兄上のことが好きじゃ！」
夕「おう、ありがとう」
纏1「兄としてではない！人としてでもない！」
夕（傷つくなおい）
纏1「儂は、兄上を恋愛の対象として見ておるのじゃ！」
夕「え？」
纏1「許されぬ愛なのはわかっている…けど！」
纏1「せめて…もっと兄上と話したいのじゃ！一緒にいるだけでもいい！」
纏1「それが…儂からのお願いじゃ……」

179 名前：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ：2011/12/22(木) 13:04:17.83 ID:8cUOkbzYO
夕「纏1…」
夕「分かったよ纏1」
夕「これからはおまえとの時間をもっと大事にする」ﾀﾞｷ
纏1「兄上…」
纏1「ありがとうなのじゃ…！兄上…」ｸﾞｽ
扉の裏側
纏2「むー…」
纏2「おもしろくないのじゃ！」
纏2「…………」
纏2「そうじゃ！次はあれをすれば…」ﾆｼｼｼ

おしまい