79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 23:06:58.37 ID:s9+B2qmv0 [4/5]
ツンデレの唇がカサカサになっていたら
88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/12/28(水) 23:51:16.95 ID:1gbQ1l580 [2/2]
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ツ「痛……ッ」
俺「なんだ、唇カッサカサじゃん。大丈夫か?」
ツ「君に心配されるほどじゃない。……要らぬ気遣い」
俺「そうか。まぁ、でも見てるこっちが痛そうだしな。俺のリップクリーム使うか?」
ツ(彼のリップクリームを使うということは……つまり、か、関節……っ!?)
ツ「な、何を言うかと思ったら、そんな破廉恥なこと……! 恥知らず、だ……。この……ウバァシャア、め」
俺「いや二重に意味分からんし! 大体、なんで破廉……あ」
ツ「な、何……」
俺「ふふ~ん、そういう事か」
ツ「う……。歯切れが、悪い……。男なら、ちゃんと言うべき」
俺「俺は、リップクリームを貸す、って言ったんだぞ?」
ツ「だから何……? ……あ、う、あ」
俺「リップスティックとは一言も言ってないのに、何を勝手に想像したんだ~?」
ツ「う、五月蝿い……っ! さっさと貸イタッ……。……切れた。……君の所為で」
俺「ちょ、何で俺の所為なんだよ!」
ツ「うう~、うるさい……っ! 君の所為と言ったら君の所為、だ……。早く、貸せ……」
俺「分かったよ。ほれ」
ヌリヌリ。
ツ「な……! あ、うぅ……」
俺「これで文句ないか?」
ツ「ない……ような、あるような……」
俺「歯切れ悪いな」
ツ「もう、いい……。……ばか」
ツ(本当、ばか。……えへへ)
みたいな王道。
最終更新:2011年12月31日 14:57