39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 22:18:48.99 ID:f1wMmZ+d0 [2/4]
落書き
http://tunder.ktkr.net/up/log/tun2489.jpg

46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 22:32:42.39 ID:4NlMzVqP0 [4/4]
39
天使でも悪魔でもなく女神ですはい

52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 23:04:40.22 ID:T+Y0r4Q70 [3/10]
46
「わたしは女神……崇め……奉れ……」
家でのんびりグダグダしていると、まな板が窓から入ってきた。
「誰が……まな板か……」
「イタイイタイ耳たぶ引っ張らないで」
うちの妹は今日も理不尽だ。
「妹では……無い……女神」
「はいはい」
どうしても女神と言い張りたいらしい。さてどうしてやろうか。
とりあえず……。
「……なにをする……」
頭にリング上の蛍光灯を乗せてみた。
さっきよりずっと女神っぽくなった。うんうん。
「……えい」
「あぶっ!?」
蛍光灯が俺の顔面に向かって飛来したため、とっさに枕でガードする。
「…………チッ」
「舌打ちだと……?」
女神のくせに態度悪いなこいつ。
「全く……おいちゃ……ゲフン……この人間は……礼儀というものが……なってない」
本物の女神だったらそういうのもわきまえるかもしれんが……。
「ところで、崇め奉ったら、なんかくれるの?」
「えっ…………えっと……ぅー……」
考えてなかったらしい。やれやれ。
「所詮1○歳か……」


53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 23:05:28.75 ID:T+Y0r4Q70 [4/10]
「むぅ…………あ……思いついた」
ちなみもとい女神様はベッドまでてこてこ歩くとふちに腰掛けた。
そしてお膝をぽんぽん。
「ん?」
「ひ……膝枕……?」
なぜ疑問系?
だがしかし、据え膳食わぬは男の恥。
受けて立つ!
「ひょゃあぉーーー!!!」
「ひゃぁっ……!?」
「ずべすべじゃのうぷにぷにじゃのう! うちのちなみはかわいいのう!」
「ゃっ……! ちょっ……やめっ……!」
「ジタバタするな! 太ももペロペロできねーだろうが!」
「こ…………のぉっ……!」
ぺちーん!
「ぎゃふっ!? ……はっ!? お、俺はなにを……」
なんだかとてもヤヴァイ夢をみていた気がする。
「まったく……おとなしく……してなさい」
なでなで。
……なでなで?
「ぉおぅふ」
「変な声……出さないで……気持ち悪い……」


54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 23:05:40.83 ID:T+Y0r4Q70 [5/10]
「いや、気持ち良くてつい」
「…………ふーん……」
ちなみのちっこくてすべすべした手が、俺の頭を撫でる。
ついでだから、俺もちなみの頭を撫でてみる。
「ぅにゅ…………な……なに?」
「髪、伸びたな」
「…………短い方が……好き……?」
目を逸らしたまま、ちなみが聞いてくる。
ちょっと顔が赤いぞ。
「ん、どっちでも可愛いよ。ちなみの髪は綺麗だからな」
「ん…………そっか」
もっと顔が赤くなったけど、今度は目を逸らさなかった。

55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/01/10(火) 23:06:18.69 ID:T+Y0r4Q70 [6/10]
おわり
最終更新:2012年01月13日 16:00