73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/01/29(日) 10:48:11.97 ID:T+YUPT5A0
ちなみんに行ってきますのチューして貰いたい
顔を真下にしながらして貰いたい

83 名前:【代行スレ595】[] 投稿日:2012/01/29(日) 13:02:34.87 ID:imJd4/ll0
73

「んじゃ、行って来まーす」
日曜だというのに出勤とは、本当にご苦労な旦那である。
我が家の家計を担う収入源だから馬車馬の如く働いてもらうのは結構だが、こっちは日用品や食材の買い出しもしなければならないし、男手がないと困るだけであって別にデートがしたいとか言ってない。
私の姓が別府に塗り替えられて早一年。
以前より休みが減ったのは不服と言うか不満と言うかいや別に一人の時間が増えて私としては清々すると言った感じだが子供が生まれてからもこんな調子だと育児的に問題がっていうか別に妊娠してないから
っていうか妊娠させられる暇もないというかいや別にこいつの種なんぞ一滴たりとも欲しくないが世間体的にも子供はいた方がなんとなくいい気がするだけであって別に私がエロエロなわけではない。
「……おい……弁当……忘れるな」
「ん? おお、悪い悪い。入れ忘れたか、愛妻弁当」
「なにが……愛妻……だ……」
「愛しの嫁が作ってくれた弁当だろ? じゃあ愛妻弁当じゃん?」
「…………」
なにが愛しの妻だ日曜も碌に家にいないくせにばーかばーか。
「ん、もう忘れ物はないかな。じゃ、今度こそいってきまーす」
「…………まて」
おいおい私は何をしてるんだ?
「ん? まだなにか忘れてる?」
「…………忘れてる」
「えっと……んー、わからん。なに?」
ちょーっと待て待て勝手に動くんじゃない私の体。
「座れ…………ここに」
「え、もう靴履いちゃったんだけど……」
「履いたままで……いい…………早く」
「? はい、そして?」

84 名前:【代行スレ595】[] 投稿日:2012/01/29(日) 13:02:45.60 ID:imJd4/ll0
ぐいっとな。
うわばばばばばばばばなに膝枕してんだアホたれこのっ、言うことをきけっ!
「ん……」
「んむっ」
( ° Д ° )
「……いってらっしゃい」
「おっ…………ぉう」
あーあー知らない見えない聞こえなーいばーかばーかうわああああああああ
「い、ってきますそれとあの」
「…………?」
「きょ、今日はあれだ……は、早めに帰る、から、うん。じゃっ!」
なに照れてんだよあの馬鹿こっちの方が恥ずいっつーか死ぬってマジでもう本当なんなのこの身体はアホなのしぬの!?
あーもうこーいうときは掃除でもして落ち着かないとって……あ。
「…………こし……抜けた……」
……無様。
最終更新:2012年01月29日 23:26