32 名前:1[] 投稿日:2012/02/09(木) 21:30:11.18 ID:0qE73OuS0 [1/14]
21

タ「やっぱり貧乳っていうのはな、ちっちゃいだろ、あとちっちゃいしかわいい」
山「巨乳こそ正義だって、絶対君主」
タ「ねーよwwwかの有名な明石家も巨乳と結婚したら家に帰って巨乳とどう接すりゃいいかわからないんだぜ?」
山「巨乳はお前ずばらしいだろ」
ツ「何の話してるの?」
タ「ん?ああなんでもない」
ツ「何よ、教えなさいよ」
タ「そんなに知りたいのかよ」
ツ「アンタが教えてあげたいなら聞いてあげないでもないけど」
タ「じゃあいいや」
ツ「ちょ、やっぱ気になるから教えなさい」
タ「ええぇ、やだよぉ」
ツ「ホントアンタってムカつくわね」
山「あの~ボクは~?」
タ「・・・・・・帰れば?」
山「・・・・・・え?」
ツ「アンタは帰りなさいよ」
山「・・・・・・はい・・・・・・」

33 名前:2[] 投稿日:2012/02/09(木) 21:30:41.99 ID:0qE73OuS0 [2/14]
ツ「で?何の話?」
タ「ん~巨乳より貧乳がイイって話だよ」
山「言うの!?」
タ「え?なんでよ?」
ツ「へ、へぇ・・・ア、アンタって貧乳が好きなんだ・・・」
タ「ん?・・・・・・あ・・・・・・」
ツ「別にそういうわけじゃ・・・」
タ「お前!巨乳じゃん!」
ツ「ちょ!お前!!何言ってんのよこんなとこで!」
タ「ス、スマン、教室の中はねぇか、そうだよな」
ツ「そ、そうよ!それにこんなとこでそんな話しちゃダメよ。アタシはまだいいけど
  他の子に聞かれたらどうすんのよ!」
タ「もういいんだよ十分キモオタ扱いされてるし」
ツ「そう?そんなことないわ」
タ「いや、そんなことなくないよ」
ツ「い~や!絶対そんなことないことないことない!!」
タ「うるせぇ!巨乳のクセによぉ!!」
ツ「・・・・・・だから・・・ここでいうなああああああああ!!!」
タ「ちょ、どこいくんだよ!」

34 名前:3[] 投稿日:2012/02/09(木) 21:31:07.79 ID:0qE73OuS0 [3/14]
    屋上
ツ「何が貧乳好きよ!別にいいじゃない巨乳も!」
ツ「・・・・・・はぁ・・・タカシって巨乳好きじゃないんだ・・・」
ツ「ハッ!何考えてんだアタシ!あんなキモオタ・・・・・・いや、顔は普通だけど!」
ツ「でもないよ!絶対ない!」
タ「何がないんだよ」
ツ「あ、べ、別になにもないわ!」
タ「教えろよ」
ツ「べ、別にいいけど、アンタがそんなに聞きたいなら」
タ「別にいいよ」
ツ「そ、そう」
タ「はぁ・・・お前ってバカだよなホント」
ツ「はぁ?急にバカとは何よ!アンタの方がバカよ!」
タ「へぇ~学年成績十位より六十八位の方が賢いと」
ツ「うッ・・・うるさいわね!」
タ「ハハッwwwお前やっぱバカだわ」
ツ「いい!アタシがここに来た理由はね!」
タ「俺が貧乳好きだって知ってヘコんだ上に俺に巨乳のクセにって言われたからか」
ツ「ち、違うわ!」
タ「じゃあなんなんだよ」
ツ「・・・ただ・・・ただ空が見たかったのよ!」
タ「へぇお前って空が見たいから怒るんだ。やっぱバカじゃん」
ツ「違うっつの!」
タ「お前が何か悲しいことあったらココくることぐらい知ってるんだからな」
ツ「何よ、気持ち悪い、そんなこと知ってるなんて」
タ「へぇ何か悲しいことあったんだ」
ツ「え、あ、あ、もう!」

35 名前:4ラスト[] 投稿日:2012/02/09(木) 21:31:37.28 ID:0qE73OuS0 [4/14]
タ「さっきはさ、ああいったけどな、別に巨乳全部シャットアウトみたいな感じじゃないって」
ツ「な、何でそんなこと言ったによ」
タ「はぁ・・・俺はお前のこと気づいてんのにお前は気づいてないとかバカだな」
ツ「はぁ?バカバカやめてくれる?バカって言った方がバカなんだからね!」
タ「うるせぇ」
   ・・・・・・・・・・・・
ツ「でも・・・・・・」
タ「でも?何?」
ツ「心配してきてくれたんなら嬉しいってゆーか・・・なんてゆーか・・・」
タ「・・・・・・」
ツ「な、何よ!」
タ(もうしばらく・・・言わないでもいいよな・・・・・・あと少し、こういうコイツを見ていたい」
ツ「何でそんなに見つめるのよ、気色悪い」
タ「お前がバカだから」
ツ「はぁ?だからバカって言った方が!!」
   キーンコーンカーンコーン
タ「おっ、チャイムなった!授業だやべぇ!急げ!」
ツ「え?あ、ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」

次の授業には仲良く遅刻する二つの姿がありましたとさ・・・
最終更新:2012年02月16日 00:51