29 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/02/11(土) 01:27:45.88 ID:rzDppb0AO [4/14]
男「でさー、山田の奴友ちゃんにおっぱい揉ませてくれなんて懇願しててさぁ」
尊「お前も似たようなものだろう。人のことを笑えるのか?」
男「まぁな……おっと、いつの間にかお前ん家の前まで来てたぜ」
尊「む……本当だ。貴様の馬鹿話に付き合っていたせいで気づかなかった」
男「お前なぁ……まぁいいけど」
尊「では、また明日」
男「おう、バイバイ」
尊「……待て」グィッ
男「おうふっ。てめぇ、人を引き留める時に首根っこ掴むなって教わらなかったのか?」
尊「そんなこと知るか。それより、貴様は今バイバイと言ったな?」
男「言ったけど……あっ」
尊「気づいたか。私に挨拶する時は、さよならとかバイバイは使うなと言っていたはずだが?」
30 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/02/11(土) 01:29:15.30 ID:rzDppb0AO [5/14]
男「そうだったな、すっかり忘れてた。面倒くせぇ」
尊「最後本音が漏れてるぞ、アホ」
男「しかし、今さらだがなんでさよならやバイバイ使っちゃいけないんだよ?」
尊「……そんなこと言うと、もう二度と会えないような気がするじゃないか」
男「んなことねぇって。どうせまたお互い明日も合わせる顔だろ?」
尊「寂しいのは嫌いだ。それがたとえ、明日までの短い間でもだ」
男「……お前、見かけに寄らずセンチメンタリストなのな」
尊「うるさい、悪いかバカちんが」
男「いや……じゃあ、また明日会おうな。って、これでいいか?」
尊「そうだな、まぁギリギリ合格ということにしといてやる」
男「あっそ、そりゃ良かったわい(なげやり)」
尊「……また明日、な」
男(……なんだかんだ言っても、俺が立ち去るまで玄関にいるんだよなー、あいつ)
最終更新:2012年02月16日 00:54