74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/11(土) 11:46:22.53 ID:4u1irqyb0 [1/3]
やはり朝シャンはいいものだ
84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/02/11(土) 12:43:05.72 ID:ysWE9aV90 [2/2]
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『ふんふふふ~ん♪』
「おー、なんか機嫌良いな。おはよう、ちなみ」
『……ようやく起きたか馬鹿旦那……いくら休日とはいえ……こんな時間まで寝てるとか……私はなぜ、こんな男と結婚してしまったのだろうか……はぁ』
「そりゃあ、ちなみが俺のこと大好きだからだろ? ……まあ、起きるのが遅いのは、それだけちゃんと働いてるってことで許してくれな」
『……ふん、誰がこんな男を好きなもんか……ただ、専業主婦になれば、働かなくても良いから、結婚してやっただけだ……あと、ちゃんと働いてる人間は……帰ってきてから……そ、その、さ、三回も、あの、えっと、し、したりしないし……』
「途中から、昨日の情事を思い出して、恥ずかしくなっちゃうちなみんマジ天使」ナデリナデリ
『……う、うるさい、変態やろー……髪、洗ったばっかりなのに、触るな、馬鹿……』
「いやー、シャンプーしたばっかりだと、やっぱりスゲー良い匂いだなー」
『……ひ、人の話を聞けっ……に、匂いをかぐな、変態……』
「んー、たまりませんなー……ええい、キスしてしまえ」チュッチュッ
『……う、うぅ、この男は、妻の言うことを聞こうともしない……しかもシャンプーしたばかりの髪を口で汚してくる……』
「はいはい悪かったって。お詫びに今日は俺が朝飯つくるよ」
『……あ、ま、待て……』
「ん、どうした?」
『……んっ』
「どうしたのかな、目を瞑ったりして? 俺にはどうしたらいいか皆目わからないな」
『……だ、だから、その、タカシは変態やろーだから……頭にキスしただけじゃ足りないはず……』
「つまり?」
『……わ、私も、一応はタカシの奥さんなわけだから……そういう欲求を受け止める義務があるというか……』
「素直にキスしたいって言えば良いのになあ」
『だ、誰が、タカシなんかと……ん、んぅ~っ』
「……ふう、愛してるよ、ちなみ」
『ん……わ、私も、その……えっと……』
「言わなくても、そんなに顔赤くしてりゃ、わかるって」
『っ! ……は、早く朝御飯作れ、馬鹿! …………もう……今日は言えそうだったのに……タカシのばか』
最終更新:2012年02月16日 00:58