51 名前:1個目[] 投稿日:2012/03/06(火) 00:55:46.86 ID:qQEO/hqb0 [2/8]
タ「これはここでいいですか?」
ツーママ「ええ、そこでいいわ」
タ「はい、わかりました」
ツーママ「ありがとね~ホント。うちの子より役に立つわ~」
タ「いえ、そんなこと。たまたま通りがかったらお母様が洗濯物を干していらしたんでね、なんとなくですよなんとなく」
ツーママ「でも助かったわ~アリガトう」
タ「いえいえ、もういいですって」
ツーママ「いやでも何かお礼がしたいわ、さぁ、お部屋に戻ってちょうだい」
タ「いいですって、そのまま玄関まで行って帰りま…」
ツ「ちょっと、タカシ」


52 名前:2個目[] 投稿日:2012/03/06(火) 00:56:21.47 ID:qQEO/hqb0 [3/8]
タ「お、よぉ、ツン子」
ツ「よぉ、じゃないわよ!何勝手に洗濯物干してくれてるわけ?」
タ「くれてるってお前、そんな大層なことじゃねぇよこんぐらい」
ツ「違う!何勝手にやってるのってこと!」
タ「いや、お母様に許可は貰ってるぞ」
ツ「私の許可は?!」
タ「え?何で?手伝って無いじゃん」
ツ「アタシだって手伝ってるわよ、」
タ「毎日?」
ツ「え、ええ、毎日よ!!」
タ「まぁいいわ、じゃあ俺帰りますから」
ツーママ「あら、ホントに何もいらないの?目的はなんだったの?」
タ「お母様、ひどいですよ、結構」
ツ「だーかーらー!!それがおかしいのよ!」
タ「いや、何が?」
ツ「アンタの目的なんてどうせそんなもんでしょ?」
タ「はい?俺はなんとなく、お隣さんだし助けあいも必要かなっと思っただけぞ」
ツ「だからそれがおかしいのよ。別にアタシの家じゃなくてもいいじゃない」
タ「お前の家だからだよ」
ツ「え…ど、どうせアレでしょ、アレが目当てで…その…洗濯物を…」
タ「…………ああ!!!わかった!!!!ジャケットに入ってた小銭とれていないかを気にしてるんだな!大丈夫だ!お母様に渡しておいた」
ツ「お母様そこにいるけどね!しかも違うし!!」
タ「え?じゃあ何?」
ツーママ「ムフフ、私は下に行ってくるからね!」
ツ「…わかった」

53 名前:3個目[] 投稿日:2012/03/06(火) 00:56:44.54 ID:qQEO/hqb0 [4/8]
タ「うく…リアルにわからん」
ツ「はぁ、何か逆に凹むわ、アタシ。魅力ないのかな」
タ「ん?珍しく弱気だな」
ツ「そ、そんなことない!!」
タ「はいはい、で?なんだったんだよ」
ツ「大丈夫ぅ!案外気にすることなかったわ!」
タ「下着ってトコか」
ツ「なッ!!やっぱりソレか!!」
タ「ばーか、誰がお前のピンク見たいんだよ」
ツ「み、見たな!!!!タカシぃぃぃぃぃいい!!!!」
タ「そう怒るなって、かわいくなくなるぞ」
ツ「うそ!?」
タ「もとが良ければの話」
ツ「こんの!」
タ「もとが良いから言ったんだよ、アホかお前」
ツ「グっ、ほめられてるのかけなされてるのかわからない…」
タ「どちらかといえば…うん、どっちもだ」
ツ「複雑だわ!」

54 名前:4個目[] 投稿日:2012/03/06(火) 00:57:20.07 ID:qQEO/hqb0 [5/8]
タ「ツン子よ、」
ツ「何よ」
タ「笑って」
ツ「下着見られて笑えないわよ」
タ「笑って」
ツ「いやよ」
タ「そっか、じゃあ帰るな」
ツ「え?もう帰るの?」
タ「いや、洗濯干すの手伝ってただけだし、ここにいる意味ねぇだろ」
ツ「え、とっと、あるわ!アタシに勉強教えなさい!!」
タ「ひっでぇ、頼み方がなってないな」
ツ「お、お願いしますぅー」
タ「やだ」
ツ「コイツ!」
タ「わかった、じゃあ交換条件だ」
ツ「何よ」
タ「笑え」
ツ「……分かったわよ」
  ニカッカ
タ「そこそこうまいんだがいまひとつだな」
ツ「クッ、仕方ないでしょ、最近は笑ってないのよ」
タ「?何かあったのか?」
ツ「そ、そういうワケじゃないけど、それに、楽しくもないのに笑えないわ」
タ「知らないのか?笑ってるから楽しくなるんだぜ?」
ツ「笑わせてよ…」
タ「…ホントにどうした、何かあったろ?」
ツ「……」

55 名前:5個目[] 投稿日:2012/03/06(火) 00:58:38.76 ID:qQEO/hqb0 [6/8]
タ「ああ、もう!!こういう時こそ素直になれよ!」
ツ「だって…」
タ「だって?」
ツ「下着、見たくないって…」
タ「ブッ、」
ツ「笑うなあ!!」
タ「何だお前?変態か?」
ツ「違うわ!!単純に魅力がないのかって悩んでるのよ!!」
タ「最近じゃなくて今じゃん」
ツ「べ、別にいいじゃないの!!」
タ「別に俺はお前に魅力がないから下着見たくないって言ったわけじゃないぜ」
ツ「は?」
タ「逆にな、俺は、可愛い子は幻滅しないようにあんましそういうの見ないようにしてんだ、だからお前は可愛いんだよ、自信もて!」


56 名前:ラストォォ!![] 投稿日:2012/03/06(火) 00:59:55.76 ID:qQEO/hqb0 [7/8]
ツ「…ホントに?」
タ「ああ、一番可愛い!」
ツ「!」
タ(ヤベッ、めっちゃうそっぽい。いや、ホントはホントなんだけど今ないぞコレ!!)
ツ「///」カァー
タ「…赤くなった」
ツ「う、うるさい。初めて一番可愛いとか言われて嬉しかっただけなんだからぁ!!」
タ(可愛いなぁ)
タ「よし!勉強おしえてやろう」
ツ「え!ホントに、アリガト!」
タ「感謝するんだな、お母様に」
ツ「何でよ」
タ「俺も感謝してます」
ツ「は?」
タ「まぁまぁ、早くお前の部屋行こうぜ」
ツ「いや、教えなさいよ」
タ「気にする必要はない、早く、早く!!」
ツ「あ!ちょっとアタシが先に入るの!!」

お二人の幸せそうな会話が聞こえてきたと、お母様に聞きました



タカシ実はピンクのブラジャーとピンクのパンツじゃなくて白のパンツとブラジャーを見てます。五分ぐらい眺めてましたね、アレは
しかもお母様の許可おりてます
最終更新:2012年03月12日 13:47