270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/04(金) 09:46:33.13 ID:O8v44xGxi
- もしもツンデレの言ってることと思ってることが逆になったら
299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/05/04(金) 14:39:55.93 ID:ym4yH2/o0
270
- もしもツンデレの言ってることと思ってることが逆になったら
『……こく……こく……ぷはっ……美味しいけど……少し変な味』
「そっか、でも毒になるような物は入ってないはずだし、大丈夫だろ」
『……待って……新発売のジュースって……言ってたよね?』
「すまん、実はとある効果がある飲み物だったんだ」
『……どんな効果? ……刑罰の重さを決める材料にするから……さっさと答え――』
「ちなみは俺の事、好きか?」
『……な、何を……急に……言ってる……大好きに……決まってるでしょ…………え?』
「おー、本当に言ってることと思ってることが逆になってるな。
そして思ってたより、ちなみに気に入られてたんだな、俺」
『……あっ……い、今のは……本当だから……う゛ー……ほ、本当だから! ……あぅ』
「分かった分かった、大事なことだからって2回言わなくても良いって、全くちなみは可愛いなぁー」ダキッ
『……いつもいつも……勝手に……抱き付くな』グイ
「おっとと――。何だよー照れるなよ――あれ? 普通に拒否された?」
『……うん……当たり前……嫌だから……止めて』
「…………ああ、分かったよ。抱き付かれるの本当に嫌だったんだな、今まで悪かった」
『……分かれば良い……こんな人に見られるような所でなんて恥ずかしい……
ちゃんと二人っきりになれる所で……抱き締めて…………あっ!
……ま、待って……こ、これは……本当に本当だから! …………う゛ー……』カァァァ
「――」プツンッ ←理性が飛ぶ音
これでよくね?
最終更新:2012年05月07日 11:40