127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/15(火) 11:28:32.61 ID:sGmK5BBb0 [2/7]
お題
つ・地元大好きなツンデレ
 ・尊敬する人をいつも引き合いに出すツンデレ

139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/15(火) 14:16:21.89 ID:5P9YgRwF0 [1/10]
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  • 尊敬する人をいつも引き合いに出すツンデレ

『――その彼氏はさ、びびっちまって謝り続けたんだってよ。
 男なら彼女を背に隠してケンカする度胸くらい必要だよな?
 俺が同じ状況なら、最初にガンつけられた時点で殴りかかってるぜ』
「いや、勝美は女だろ。状況がおかしな事に――」
『細かい事は良いんだよ!』
「えー……前から思ってたけどさ、勝美の支持する男の美学って何のキャラから学んでんの?」
『はぁ? 漫画のキャラからじゃねぇよ! パッ――バカだろ、お前! お、俺の尊敬する人からだ!』
「尊敬する人ねぇ……なぁ、今度その人に会わせてくれないか?」
『んなっ! 駄目に決まってるだろ! 無理だ、無理!』
「何でそんなに拒否するんだよ……もしかして尊敬する人ってのは嘘で、本当に漫画のキャラから――」
『違うって言ってんだろ! ……あ゛ー、分かった分かった、会わせるけどよ……何で会いたいんだよ?』
「一度、挨拶したくてな」
『え? …………はぁ!? ……あ……挨拶って……えーっと……な、何を?』
「何って、今後について話したいんだよ」
『……今後……そ、そっか……』
(勝美の危なっかしい行動の元となった人と話せば、今後の対策に役に立つだろうしな)


――当日
『……』
「……」
『……パパ、この人は俺の――こほん、私のクラスメイトの別府タカシ……さんです』
[勝美の父親です、初めまして]
「………………初めまして」
最終更新:2012年05月27日 11:21