200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/05/15(火) 21:32:52.73 ID:8BbRUszTO [12/13]
男「お前って、なんか大事にしてる物とか宝物みたいなのって持ってないの?」
尊「……それを聞いてどうするつもりだ?」
男「いや、尊っていつもつんけんしてるからさ、大切にしてる物とかあるのかなって」
尊「無礼な奴だな。私をなんだと思っているんだ?」
男「別に他意はないよ。無きゃあ無いでつまらん人間だなってだけだし」
尊「張っ倒すぞ。私にだって、大事なものくらいある」
男「何々? 差し支えなければ教えてつかーさい」
尊「……家族、とか?」
男「考えた末にそれかよ。絶対本心からそう思ってないだろ」
尊「うるさい。ちょっと思い浮かばないだけだ」
男「なんかないのか? 女の子らしい可愛い物とか、子供の頃からの宝物とかさ」
尊「……あっ」
男「なんか思いついたか?」
尊「いやしかしあれは、人に見せるような物ではないし……」
男「何をゴニョゴニョと。あるなら早く教えてくれよ」
尊「……やっぱり教えてやらん」
男「なんでだよ。さっき言いかけてたじゃんかよ」
尊「黙れ。宝物というのは、そう軽々しく人に見せる物ではないだろうが」
男「ふーん……まぁ言いたくないならいいけど」
尊「……」
尊さんの宝物→小学生時代のタカシとのツーショット写真
最終更新:2012年05月27日 11:27