7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/05(火) 21:38:12.46 ID:1Zdilxku0 [1/6]
湧いたので投下ー
モブ「二人はいっつも一緒だねー」
ツン「あったりまえじゃん! 私達ラブラブだしー、ねっ?」
男「そうだなー」
モブ「別府くん冷たーい」
ツン「うちの旦那は照れ屋なんだからいぢめないであげて! ね~?」
男「うっせ」
友「いつもお熱いわねー」
山「そうだねー」
友「現役モデル美少女に成績優秀運動神経抜群万能型イケメンか。お似合いのカップルね」
山「すごいねー」
友「人前でこれなんだから、二人っきりだとずっこんばっこんやってるんでしょうねー」
山「下品だよー」
友「………よっしゃ! いっちょ撮ったる!」
山「はいよー」
8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/05(火) 21:39:32.23 ID:1Zdilxku0 [2/6]
~~
友「夕暮れの放課後……部室には二人っきり……こんな鉄板のシチュは無いわね……」 ゴクリ
山「友ちゃん鼻息荒いよー」
友「うるさい。さぁ……ラブラブっぷりを見せてもらいましょうか!」 カッ!
ツン「…………」 ペラ
男「…………」 ペラ
友「文芸部か……普段の二人からは想像もつかないわね……」
山「確かに。二人ともバリバリスポーツ系だよねー」
友「静かにっ」
ツン「…………」 ペラ
男「……ちな」
ツン「……?」
男「こっちこいよ。日差し眩しいだろ?」
ツン「……やだ」
友「意外にもツン、これをスルー」
山「普段はベタベタしてるのに……なんでだろ?」
9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/05(火) 21:40:00.54 ID:1Zdilxku0 [3/6]
男「そんなこと言ったって、そのままじゃ目にも悪いし、本も傷むぞ? いいからこっちゃこい」
ツン「……むぅ……」 トテトテ、チョコン
男「…………」
友「……?なんであんなに離れて座るのかしら?」
山「そうだね。そんなに大きな長椅子でも無いし……」
友「それ以前に、カップルなんだから肩寄せあってちゅっちゅしててもいいようなもんなのに……」
男「ちな、もっとそっちよっていい?」
ツン「……だめ」
男「…………」
友「実は普段の態度は演技で、本当は…………付き合ってない……とか?」
山「えー、そんなことあるかなー?」
友「可能性の話よ。現に今拒否られてるじゃないの」
男「…………」 ズイッ
ツン「…………っ」 グッ…
男「…………」 ズイィィッ
ツン「……~~っ!」 ググググ…
友「なんなのあれは」
山「嫌がってるというより、恥ずかしがってる感じ……かな?」
10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/06/05(火) 21:40:19.23 ID:1Zdilxku0 [4/6]
男「ちな」 ギュッ
ツン「ぅ…………ば、ばか……離せ……ばかっ……!」 ペチペチ
男「やだー」 ギュー
ツン「ぅうー……本……読めない……」 モジモジ
男「普段はあんなに大胆なのになー」 ナデナデ
ツン「そ、そんなこと……ないっ……」 モジモジ
男「ちなは可愛いなー」 ナデナデ
ツン「タカシは……相変わらず……ばか……あほ……変態ぃっ……!」 ペシペシ
男「ははははは」 ナデリコナデリコ
ツン「ぅう~……」
友「これは……」
山「人目があれば恥ずかしさが消えて積極的になれるけど」
友「普段は照れ屋で、うまく甘えられない……って、こと……?」
山「あはは、幸せそうだねー」
友「…………」
山「そうだね、友ちゃんも照れ屋で僕は大変だよ」
友「うそっ!? 今口に出てた!?」
山「読心術さ」
友「~~っ!! ばかっ! あほっ!」 ベシベシベシベシ
山「はははははははは」
最終更新:2012年06月08日 01:00