100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/08/25(土) 02:14:12.88 ID:GlWCvcxSO
男「うおぉぉぉぉぉ! 夏も終わりが近ぇのに楽しい思い出が一つもねぇぇぇぇぇ!」
尊「またアホが何か喚きだした……うるさいからあっち行ってろ」シッシッ
男「尊ぉぉぉぉぉ、頼むから俺に良い思い出を作ってくれぇぇぇぇぇ……」
尊「あいにく今年の夏休みは忙しいんでな。お前に構ってやれる暇はない」
男「そんなこと言って、今暇そうにしてるじゃないかぁぁぁぁぁ」
尊「語尾を伸ばすな、うるさい」
男「すまん。で、尊。俺とイチャイチャする予定はいつだね?」
尊「そんな予定は金輪際ないから安心して死ね」
男「そうか、じゃあ死ぬ前に俺の頼みを一つだけ聞いてくれ」
尊「それで本当に死ぬというのなら言ってみろ」
男「それじゃあ、目をつむってみてもらえますか」
尊「どんな不埒なことをされるか分かったものじゃないから絶対嫌だ」
男「大丈夫。耳元で好きだよって言ったり頬っぺたにチュッチュしたりとかしないから」
尊「もう少し本能に逆らって生きてみたらどうだ……そこまで裏表がないとこっちが不安になる」
男「なんだよーたまには非モテ男に光を当ててもいーじゃんかよー」
尊「ふむ……それなら、私ではなくお前が目をつむったらどうだ?」
男「そしたらなんかしてくれるんスか!?」
尊「それはお前の心掛け次第だな。さてどうする?」
男「んなもん、つむるに決まってるじゃないですか!」
尊「よし、じゃあそのまま三十秒待て。そしたらいいことをしてやる」
男「ヒャッホゥ! わっふるわっふるぅぅぅぅぅ!」
尊(……さて、今のうちに帰るか)スタスタ
男「尊ー、まだー? 焦らすのもアリだけどあんまり長いと逆効果だぞー? なぁ早くー」
最終更新:2012年09月10日 00:56