56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/09/02(日) 01:22:51.42 ID:USmPMj6yO [8/11]
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男「っしゃー、夏休みの課題終わりー」
纏「うむ、ようやったのぅ」
男「纏の協力のおかげでケツカッチンにならずにすみました。ありがとう」ペコリ
纏「礼なぞいらん、頭を上げよ」
男「いやいや、纏様の前で頭を上げようなんて、ご無礼な」ペコーッ
纏「あまり白々しいことを言うと、その頭踏んづけるぞえ」
男「おっと命の危機が。平伏やめたっと」
纏「まぁ、儂も己の課題が終わって暇じゃったからの。主の尻を叩くくらい造作ないわ」
男「いやホント、助かったよ。なんかお礼しなきゃだな」
纏「それなら、儂からひとつ要望を出してもいいかえ?」
男「どうぞどうぞ。他ならぬ纏の願いなら」
纏「……今から儂が帰るまで、儂と一緒におってはくれぬかの?」
男「なんだ、そんなことで良いのか? もっと面倒なこと頼まれるかと思ってた」
纏「いつもの夏休みなら、まだ課題に追われておる身じゃろ? それなら
空いたその時間を、功労者である儂のために使うのは至極当然なことじゃ」
男「うーん……まぁ断る理由はないから良いが」
纏「そうかえ、それなら早速出かける準備をせねばの」
男「えっ、今から出かけるの?」
纏「そうじゃ、一緒におると言うたからにはついてきてもらうぞ」
男「はぁ……まぁいいけど」
纏(これで夏休みの思い出げっとじゃな……ふふふっ)
最終更新:2012年09月10日 01:02