118 名前:1/2[sage] 投稿日:2012/06/18(月) 02:21:27.44 0
山「友ちゃーん!」むぎゅ
友「…離しなさい」
山「えー、ほんと、外だと素っ気無いよねー友ちゃんは」
友「当たり前じゃない。こんなところ見られて、噂になったらどうすんのよ。人を追っかけてる身で、面倒じゃない」
山「…」
友「な、なによ。家とかだったら…その、ちゃんとしてるでしょ?」
山「いや、そうじゃなくてさ、ボクと友ちゃんが付き合ってるって、とっくにみんな知ってるよ?」
友「…え?」
山「露骨にいちゃついたりしてなくても、四六時中一緒に居たらそりゃ噂にもなるよね」
友「あ、あんたもしかしてずっと知ってて…」
山「…まーね」
友「ばか!どうして教えてくれなかったのよ!!」
山「聞かれなかったし」
友「いじわる!ばか!」

次の日

山「と、友ちゃん」
友「何よ」
山「そんな必死に腕にしがみつかなくても…周りからガン見されてるよ」
友「もう隠す必要無いんでしょ?だからお望み通りイチャついてあげようってのにどうしたのよ」
山「そ、そーだけど…」
友「何よ。今更恥ずかしがってんの?」
山「…さすがに」
友「ふん。今まで私が恥ずかしかった分、今度はあんたが恥をかく番だからね」
山「…そういう友ちゃんだって今も恥ずかしいんじゃないの?顔真っ赤だよ」
友「…うるさいばか」

119 名前:2/2[sage] 投稿日:2012/06/18(月) 02:21:57.12 0
タ「なんだあれ、あいつらいつの間にあんな関係に」
ち「…知らなかったの…?」
タ「え、いつから?」
ち「…もう…半年以上になる…」
タ「マジかよ!山田の野郎なんも言ってねーぞ」
ち「…っていうか…あれだけずっと一緒に居るのに…何も無いと思ってたの…?」
タ「思ってた」
ち「…ほんと…タカシは…頭のてっぺんから…つま先まで鈍感…だね…」
タ「タハー」
ち「…毎日…気を揉んでるこっちの身にもなって…くれないかな…」
タ「鈍感だからってちなみにそんな迷惑かけてるか…?」
ち「…かけてる…現に今も…大迷惑してる…」
タ「なんでだよ。言ってくれよ。直すから」
ち「…ほんと鈍感…ばか…はぁ…」
最終更新:2012年09月10日 21:29