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395 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2012/07/22(日) 13:23:20.66 0
お題
つ・時間をズルズルと先延ばしにしてしまうツンデレ


男と居る時間は少しでも長くしたいよねと

396 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2012/07/22(日) 16:29:53.85 P
395
『まったく・・・貴様のせいで終電逃してしまったじゃないか』
「えー・・・俺はちゃんと忠告したんだが。それを無視してたのはみことだろ?」
『ふん。まぁ、逃してしまったものは仕方あるまい。・・・ああ、どうやって帰ろうか・・・』
 こちらをチラチラ見ながら悩む素振りを見せるみこと。はいはい、わかってますよ。
「んじゃ、泊まってくか?」
『・・・変態。そうやって私を襲うつもりだろう。まぁ、そうなったら殺すからいいか。ではお言葉に甘えよう。偶然にも、持ち合わせがあるからな』
「・・・」
 一回帰ってやたら大きい荷物を持って来た割には、中身を一度も出さないと思ったら、そういうことかよ。つまり、はなっから泊まる気でウチに来たと。
『な、何か?』
 ここで細かく追求すると簡単にボロを出せるのはわかっているが、それをすると意地になってへそを曲げてしまうのもわかっている。そもそもみことが泊まる事は歓迎こそすれ、拒否するようなことではない。だから俺は、いつものように答えた。
「いや、べつに。偶然なら仕方ないな」
『そ、そう。偶然なんだ。だから仕方ない』
 でも、ちょっとだけ意地悪してやろうか。
「しかし残念だな。せっかく泊まるのに、えっちとかできないなんて。さすがの俺も、殺されるのは嫌だからなぁ」
『え!?い、いや、それはっ・・・その、こ、言葉のアヤというか、べ、べつに、す、するならしても、いい、というか・・・』
 ・・・あれ、今日はやけに早かったな。だんだん抵抗がなくなってきてるのか?だとしたらいいことだ。
 よし、調子に乗ってやれ。
「ごめん、聞こえなかった。もう一回言って?」
『~~~っ!!だ、だからっ!そ、その・・・うう・・・い、言えるかばかっ!!』
 殴られた。耳まで真っ赤にして、ほんと可愛いなぁ、みことは。本人に言うと余計あわあわし出すので言わないけど。
『か、かわっ!?あうう・・・な、何が可愛いだ、ば、ばか・・・』
 ありゃ、声に出ちまってたか。結果オーライっぽいが。
 そのまま勢いでみことの肩をつかみ、少し強引に引き寄せ、耳元で囁く。
「んじゃとりあえず、一緒に風呂入ろっか」
『なっ!?・・・・・・うん』
 どうやら今日のみことは、いつもよりデレ寄りらしかった。
最終更新:2012年09月10日 22:06