664.3スレ
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/13(土) 20:29:03.34 ID:9ZIXSBGI0 [11/12]
お題制作機

キャラ:上司
シチュ:夢
アイテム:お酒

6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2012/10/13(土) 21:18:10.20 ID:1lNUdUPK0 [1/2]
前スレ>>23

後輩「先輩。先輩って、若いころの夢とか、なんかありました?」
上司「夢ねぇ……なぜそんなことを聞く?」
後輩「いや、だってこういうことって、酒の席じゃないとなかなか聞けないじゃないスか」
上司「そうだな……別府は何か、夢を持っていたのか?」
後輩「俺スか? 俺はお笑い芸人やりたかったッスけど、なかなか上手くいかなかったんスよねぇ」
上司「ふふ、そうか……三枚目の別府にはお似合いのような気がするがな」
後輩「持って生まれたセンスってのは、なかなか磨かれない物ッスよ……」
上司「悲観する前に行動すること。それは社会人だろうと夢追い人だろうと同じことだと思うがね」
後輩「ハイハイ……って、俺のことはいいんスよ。先輩の夢の話を聞かせてくださいよ」
上司「ん……なんだったかな、忘れたよ」
後輩「あーっ、またそうやって誤魔化して! だから大人は汚いんですよ!」
上司「子供のころから現実主義者だったからな。夢なんて端からなかったのかもしれない」
後輩「えぇー? なんか、それはそれで寂しいッスねぇ」
上司「さ、分かったらあっちへ行きたまえ。君がいると静かに酒も飲めんよ」
後輩「はーい……チェッ」
上司「……私の夢は、君と共に家庭を築くことなんだがね」ボソリ
後輩「ん? なんか言いました、先輩?」
上司「いいや、何も?」


ツンデレっつーか素直クールだなこれ
最終更新:2012年10月18日 22:16