8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/12/02(日) 22:20:31.24 ID:PXAqiP/dO
昨日のお題セルフ消化
男「俺らもいずれ仕事に就いて、働かなきゃいけなくなるじゃん?」
尊「そうだな。至極当たり前のことだ。それがどうした?」
男「なんかさぁ、親とかの仕事の不満とか聞いてると、働きたくないなぁって思ってさ」
尊「今からそんなことでどうする。無気力な人間を雇うほど、今の企業は順風満帆じゃないんだぞ?」
男「そら分かってるけどさ。なんか楽して生きていける方法ないもんかなぁ」
尊「貴様は本当に呆れた怠け者だな。そんなことで社会に通用するものか」
男「分かってるけどさぁ……あーあ、誰か俺のこと養ってくれる人いないかなー」
尊「そんな奇特な人間、いるなら見てみたいものだな」
男「尊さん尊さん、今なら俺が超お買い得ですよ? どうすか?」
尊「たとえ庭付き一戸建てとセットで売っていてもいらん」
男「そんなこと言わずにさぁ。将来的にちょこっと視野に入れてくれるだけでいいから」
尊「女に寄生するヒモなんぞもっての他だ。消え失せろ」
男「まぁそう言うと思ったけど。でもさ、仕事から帰ってきて家に俺がいるのってよくね?」
尊「お前はよっぽど自分に自信があると見えるな……」
男「だって尊、思いの外寂しがり屋じゃん? だからペット感覚で家に置いてくれないかと」
尊「誰が寂しがり屋だ! 仮にそうだとしても、穀潰しを置いてやるほどお人好しじゃないぞ!」
男「そうかな。仕事から帰ってきて、俺が美味しい手料理で迎えてくれるのよくね?」
尊「うっ……」ピクッ
男「あ、今ちょっとゆらいだな! そういうのもいいかなって一瞬思ったろ!」
尊「だ、だれが! お前なんかクーリングオフしてまとめてポイだ!」
男「よーし、次の進路調査、第一希望に尊のジゴロって書こうっと!」
尊「や、止めろ馬鹿!! 人の迷惑も考えろ!!」
……その後、怒れる尊さんにフルボッコにしばき倒されました。
最終更新:2012年12月05日 23:27