34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/12(土) 23:43:12.35 ID:pEnBph05O [10/10]
  • ツンデレを強く抱きしめたら

男「さっぶ! なにこの寒さ! 冬眠したい」
女「何バカな独り言呟いてるのよ」
男「おぉ、おはようかなみ。いやだって今日の寒さ異常じゃね?」
女「寒冷前線が近づいてるとか言ってたわね。明日は雪かもよ?」
男「うわぁ……マジ冬眠してぇ。かなみ、寝床を用意してくれ」
女「自分で穴掘って勝手に埋まってなさい」
男「じゃあそうする。お休みかなみ」
女「頭の悪い発言してないで、サクサク歩きなさいよ。遅刻したらあんたのせいだからね」
男「分かってるよ。あー登校が憂鬱だ……」

―――ビュゥッ

男「うわ寒っ!」ピト
女「きゃあ! 何すんのよ!」
男「あまりの風の冷たさに思わずぬくもりを求めてしまった……けどかなみあったけぇぇぇぇぇ」スリスリ
女「や、止めなさいよ! 人が見てるじゃないの!」
男「だが断る。恨むなら己の体温を恨め」ギュッ
女「知り合いに見られたらどうするのよ……」
男「あと五分だけ! あと五分だけでいいから!」
女「……分かったわよ。五分だけよ?」
男「さすがかなみ、話が分かる!」ギュギューッ
女「……///」
最終更新:2013年01月15日 00:16