43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/01/20(日) 00:01:26.85 ID:ukphfORHO

男「おぉ、見ろよ纏。霜が下りてる」
纏「おふぅ……通りで寒いはずじゃ。まだまだ油断はできんのぅ」
男「俺、霜柱壊すの好きなんだよな。そりゃっ!!」ザクッ
纏「こりゃ、止めぬか。はしたないぞ!」
男「纏も一緒にどうだ? 楽しいぞー」ザクザク
纏「お断りじゃ。昼には消えてなくなる物を、わざに壊す主の気がしれぬ」
男「そうは言っても、俺だってオトコノコですし」キャッキャ
纏「えぇい、止めろと言うておるに。せっかくの風情が台無しじゃ!」
男「しょうがない、纏にはすこぶる不評のようだから止めよ」
纏「がきんちょかえ、主は……」ハァ
男「そういや俺、霜を触った後に人肌で温めてもらうのも好きなんだよね」ワキワキ
纏「な、なんじゃその手は……何を考えておる」
男「ふふふ……纏ぃ! 俺の手を温めてくれぇ!」
纏「にゃあぁ!! その手で儂に触れるでない!!」
男「ふはは遅いぜ! つーかまえたっと!」ピタッ
纏「つ、冷たいではないか! 止めい、止めぬか、このっ!」ジタバタジタバタ
男「おー、纏の頬っぺたあったけー」
纏「人の面で暖を取るなぁっ!!」
最終更新:2013年02月03日 00:51