132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/26(木) 21:37:58.59 ID:KIdabiJeO [18/24]
  • 新妻お嬢の料理

女「今日はタカシのため……ではなく、私自身の技術の向上のために料理をしますわよ!」
男「えー、いいよ。いつもみたいにデリバリーで済まそうぜ」
女「それでは食費もかさむし、栄養も偏りますわよ。そんなことも分かりませんの?」
男「だって、リナがもし怪我でもしたら俺泣いちゃうよ? それでもいいの?」
女「……本当の理由は?」
男「お前の作る料理が怖い。味的な面で」キッパリ
女「庶民の分際で、私を侮辱しましたわね……こうなったら、私が料理を終えるまで帰しませんわよ!」
男「帰しませんも何も、俺たちもう夫婦じゃ……」
女「いいから、タカシは黙って私の料理が出来上がるのを待っていなさい!」
男「はぁ……まぁいいけど。無茶はすんなよ?」

~数分後~

女「……タカシ」ヒョコッ
男「なんだ?」
女「ルッコラはどこにありますの?」
男「ルッコラぁ? んなもん常備してるかよ」
女「そう……では、バルサミコ酢は?」
男「それもない」
女「……エクストラバージンオイルくらいは、用意してますわよね?」
男「全部ねーよ! お前ん家の台所と一緒にすんな」
女「そ、それでは料理なんか出来やしないじゃありませんの!?」
男「お前、何を作る気だったんだよ……」
最終更新:2011年05月29日 11:16