235 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/04(木) 19:22:24.94 O
- ショーウィンドウに飾ってある純白のウェディングドレスを見つめるツンデレ
纏「……」
男「おや、纏だ。何してんだろあんなとこで。おーい」
纏「……」シーン
男「気づかない……これは後ろから声をかけて驚くフラグ!」ソーッ
纏「……はぁ。やはりええのぅ」ウットリ
男「何がそんなにいいんですか?」ポンッ
纏「ぎゃあぁ!? た、タカシ!?」
男「期待通りの反応ありがとうございます」
纏「なにゆえ主がここにおるのじゃ!」
男「いたらいけませんか?」
纏「いかん! 背後から急に声をかけるなぞまなー違反じゃ!」
男「ふむふむ。綺麗なドレスでございますね。これを見てたんでございますか?」
纏「人の話を聞け! そしてその鬱陶しい敬語を止めぬか!」
男「やー、纏が様式のドレスに興味あるなんて意外だなぁ」ニヤニヤ
纏「み、見ておらぬ……そこの硝子に虫が留まっておったから見ていただけじゃ」
男「この秋空の下にどんな虫が……?」
纏「えぇい、蜻蛉じゃ蜻蛉! もうよいではないか、この話は!」
男「素直にウィンドウショッピングしてましたって言えばいいのに」
纏「だ、だって……儂がどれすなど見ていると知れたら、いめーじが……」
男「別に女の子だったら普通だろ。つかイメージなんか気にしてたのかよ」
纏「じゃ……じゃあ主はこのどれす、儂に似合うと思うか?」
男「え? うん、まぁ……」
纏「……」ドキドキ
男「いかん!! 想像したら似合い過ぎてて鼻血出てきた!!」
纏「な、何を言うておるんじゃ!? このくそたわけ!!」
男「ああああ俺の脳内で纏が誰かの嫁に行っちまううううう!!」
纏「き、気持ち悪い!! タカシが酷く気持ち悪いのじゃあ!!」
最終更新:2013年04月18日 14:14