349 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2012/10/18(木) 02:25:34.28 0
友ちゃんが見晴らしの良いところで撮影したいとか言って、木に登りだしたの。
山田はそれを下から見ながら、なんか嫌な予感がしてたんだけど、
案の定友ちゃんが乗ってた枝が今にも折れそうになって、山田はとっさに友ちゃんを受け止めようとしたんだ。
で、どうにか受け止めることは出来たんだけど、当然下敷きになった山田は頭やら肘やら打ってひどい状態なわけ。
友ちゃんは大慌てで家に連れて帰って手当てしてあげるんだけど、、
自分のせいで怪我したんだから謝らなきゃいけないと思いつつも、それだったら最初から木に登らなければ良かったとか色々考えて何も言えなくなってたところに、
山田が、とにかく友ちゃんがなんともなくて良かったって笑いながら友ちゃんの頭を撫でたの。
友ちゃんは自分のせいでこんなに酷い有様なのに、責めるどころか心配してくれた山田に嬉しいやら申し訳ないやら複雑な感情が入り交じって、とうとう泣き出しちゃうの。
山田は案の定、どうしたの、やっぱりどこか怪我してたのって心配するんだけど、友ちゃんは泣きじゃくっちゃって何も言えないのね、
どうにか嗚咽しながらごめんねって言うのが精一杯で、それを聞いた山田はただ無言で友ちゃんを抱きしめて頭を撫でてあげたんだ。
それから友ちゃんは私がまた無茶しないようにするためって口実で、山田に常に手を繋いでいて貰うようになるんだけど、本当のところはどうなんだろうね。
最終更新:2013年04月18日 14:31