255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/05/27(金) 21:15:02.83 ID:gi9NVciKO [10/14]
  • 疲れはてたかなみさんに優しく接するタカシ

女「……はぁ」コテン
男「だいぶお疲れのようですな。顔色良くないぞ」
女「あんたみたいな馬鹿の世話してたら、そりゃ疲れもするわよ」
男「どうかしたか? 俺で良ければ相談に乗るぞ」
女「単なる夏バテよ。ほっといて」
男「そりゃいかん。まだ夏には早いというのに」
女「女の子は繊細なの! あんたなんかと一緒にしないで!」
男「ふむ。確かに女の性は男の俺より大変だろうな」
女「そうよ。ストレスだって多いし、月のものだってあるし……」
男「よし、分かった。俺に任せろ」
女「任せろ? って何を……きゃ!?」
男「ベッドまで運んでやるから、今日はゆっくり休め」
女「や、やだ。離してよ! それに休むったってまだ夕飯の準備もしてないし」
男「たまには俺が作るよ。料理あんま得意じゃないけど、食える物くらいは作れるだろ」
女「……なんか、今日のあんた変よ? 急にキリッとしちゃって」
男「俺がしっかりしてたらおかしいか?」
女「間抜けなことするあんたを、私がフォローしてあげるのがいつもじゃない」
男「そのせいで心労たまって夏バテになったんだとしたら、おちおちドジも出来ないもんな」
女「……私なんか、ほっとけばいいのに」
男「そうだな。でも、ほっといて倒れでもしたら俺は泣くぞ?」
女「私になんか構ったせいであんたが倒れたら、私の責任になっちゃうじゃない」
男「そうやって強がり言って、俺に心配かけまいとしなくていいんだぞ」
女「……そんなこと考えてないし」
男「それなら今は何も考えずに、ゆっくり寝ればいい」
女「そうね……一応、お礼だけは言っといてあげる。ありがと」
男「いえいえ、どういたしまして」クスッ
最終更新:2011年05月29日 11:29