8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/30(土) 20:22:38.28 ID:USfdBQG9O [3/19]
  • 春風の悪戯


女「きゃっ…!!」ピュウッ
男「おっ……」
女「もーやだぁ、風強すぎ」ヒラヒラ
男「……」ジッ
女「何よ、押し黙っちゃって。目にゴミでも入った?」
男「あ、いや? 別に?」
女「変なの……温かくなって頭もボケてきてるんじゃない?」
男「そういう訳じゃ……」
女「だったらシャンとしなさい! ほら、学校行くよ!」
男(……こいつ、風でパンツ丸見えになったのに気にしてないのか?)
男(もしかして俺、男として見られてなかったりして……)ガクリ


―――1時間後


女「タカシィ―――――ッッッ!! あんたさっき私の下着見たでしょ―――――!!」ガァァッ
男「気付いてなかっただけかよっ!! このドにぶちんがぁぁぁぁぁ!!」


13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2013/03/30(土) 20:41:05.43 ID:USfdBQG9O [5/19]
  • 春風の悪戯(尊さんVer.)


尊「む……」ヒュウッ
尊(今日は風が強いな……春一番、か)
尊(しかしこう風に吹かれると、あの阿呆は手を叩いて喜びそうだな)
男「おー、春のパンチラ祭り大豊作やー」パチパチ
尊「そう、こんな風に……ってぇ、なんでお前がいるんだ!?」
男「通学路に学生がいて、おかしいことがあるのか?」
尊「いつもは遅刻ギリギリにのっそり現れるクセに……」
男「こんな風の強い日に、JKを視姦しない奴は男じゃないね」
尊「お前の男女の区分なぞ、心底からどうでもいいわ」
男「あっ、ついでに言っとくとさっきの強風で尊のパンツも見えたぞ」
尊「なぁっ!? ば、バカな!!」
男「ピンクの下着可愛かったですまる」
尊「ぐっ……お前、そういった物は普通見えても隠すだろ、変態!!」
男「いやー、尊ってパンツ見られたの知ったらどんな顔すんのかなーと思って」
尊「それは私でなくとも全女子が不快に思う行動だぞ!!」
男「ダイジョブ、ダイジョブ。尊にしか言わないからー」
尊「そういう問題ではなくっ……!!」
男「生徒会長のパンツはピンク色~♪ ってか? なはははは!!」スタターッ
尊「ま、待てっ!! それ学校で歌ったら殺すからな!


16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/30(土) 20:57:50.91 ID:USfdBQG9O [6/19]
  • 春風の悪戯(ちなみさんVer.)


女「……ッ」ヒュウ
男「あ」
女「……見た?」ジロ
男「……何も見てません」
女「……」スッ
男「なんだ、その手は」
女「……示談金……百万で許す……」
男「ひ、酷い! パンツ見えたのは不可抗力なのに!」
女「……やっぱり見てた」
男「しまった、語るに落ちた」
女「……なんで男の人はパンツが好きなのか……理解不能……」
男「そりゃ隠されたものは見たいというか、秘密の花園というか」
女「……そしてタカシは私へパンツを脱げという……変態行為の極みだ……」
男「一言も言っておりませんが」
女「……でも……今私がパンツ脱いで渡したら……興奮するはず……」
男「そりゃもう」
女「……」スッ
男「なんだ、その手はリターンズ」
女「……示談金……自供が出たので二千万に格上げ……」
男「フツー自供したら罪軽くなんじゃね!? いや特に自供もしてないけど!!」
女「……私のせくしーパンツを生で見れたんだから……二千万でも安い……」
男「えっ……あれセクシーパンツだったんか?」
女「……えっ」
男「ぶっちゃけ遠目で一瞬見えただけだからパンツの種類までは……いやー意外だ」
女「……語るに落ちた……示談金一億……」スッ
男「誰が払うかっ!」


18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/30(土) 21:16:44.08 ID:USfdBQG9O [7/19]
  • 春風の悪戯(纏さんVer.)


纏「ふやっ!?」ブワッ
男「危ないっ!」ペタリ
纏「ひにゃああ! 何するのじゃあ!」
男「ふぅ……危なかった。危うく纏の褌が衆目に晒されるとこだったぜ」
纏「それくらい自分で防げるわ、このせくはら男! そして儂は褌なんぞ穿いておらん!」
男「何ィッ!! つまり纏は穿いてない属性の人だったのか!!」
纏「何ゆえそう両極端な思考になるんじゃ! 普通の下着をつけておるわ!」
男「そっかぁ、纏は和装ばっかだから普段から褌穿きかと思ってたぜ」
纏「そんなはずないじゃろが! だいたい、体育の時なぞどうするというんじゃ……」
男「それもそうだな。じゃあ今日はどんなパンツ穿いてんの?」
纏「えっ……そ、それは……普通じゃ、普通のじゃ!」
男「普通つっても柄とか色とかいろいろあるしなぁ。ぶっちゃけどんなんなん?」
纏「ぬぅ~……何ゆえそれを貴様に教えねばならん」
男「今までの褌という固定観念を覆されたからな。ちなみに俺はグレーのボクサーパンツだぞ」
纏「知りたくもない情報を知ってしもうた……」
男「さぁ、俺も教えたんだから纏も勇気出して! はよ!」
纏「勝手に言うたくせにぃ……分かったわい、教えればいいんじゃろ……」
男「おぉ!!」
纏「い、色は黄色で……花柄の、可愛らしいのじゃ」
男「ヒャッホゥ! 纏のパンツ、ゲットだぜ!」
纏「ぬああああ! 殺す、タカシ殺すうううう!」ポカポカ


24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/30(土) 21:39:18.81 ID:USfdBQG9O [11/19]
  • 春風の悪戯(お嬢Ver.)


女「あっ……」ビュワッ
男「……」
女「もう……悪戯な風ですわね」
男「……」
女「タカシ、まさか今、私のスカートの中を見てはいないでしょうね」
男「見てないよー(棒読み」
女「嘘おっしゃい! あなたがその位置にいて、見ていないはずがありませんわ!」
男「んーん、見てない見てない」ブンブンブン
女「……なんでそんなに反応が薄いんですの?」
男「……パンツごときにはしゃぐような歳でもないってコトさぁ」フッ
女「違いますわね。その顔は、私を誤魔化そうとしている時の顔ですわ」
男「ははは、何をバカな、ははは」
女「あらそう……正直に言わないと痛くしますけれど、よろしくて?」
男「すみませんガーターベルトに見とれてましたすみません」ペコーッ
女「ふぅん……タカシはガーターベルトが好きですの?」
男「黙って記憶に刻みつけようとする程度には好きです」
女「あら……では、こうしたらどうなるかしら?」チラッ
男「うおぉぉぉぉぉ生足ガーターチラきたぁぁぁぁぁ!!」
女「うふふ……私にひざまづいて請えば、もっと見せてあげてもよろしくてよ?」チラッチラッ
男「マジスカ! 是非お願いします!」
女「ふふん……」チラッ
男「おぉぉぉぉぉ!! もっともっと!!」
女「もっと請い願いなさい! そうしないと見せてあげませんわよ!」オーッホッホッ

友子「……通学路で何してんの、二人とも?」


28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/30(土) 21:55:45.24 ID:USfdBQG9O [13/19]
  • 春風の悪戯(いいんちょVer.)


女「ひゃあっ!」ブワッ
男「おぉー」
女「み、見ました? 見ましたよね? スカートがめくれて、パンツ見ちゃいましたよね?」
男「いや、見たけどさ……落ち着けいいんちょ、動揺しすぎだから」
女「お嫁に行くまで男の人にパンツは見せちゃいけないんですよ!? 知らないんですか!」
男「何その鉄の貞操観念。昨今のJKに語って聞かせたいわ」
女「それなのに、別府くんなんかに見られて……ううぅ~っ!!」
男「大丈夫だ、風でめくれたのは不可抗力でノーカンだから(超適当)」
女「そういう問題じゃないんです!! 今まで小学生のスカートめくりすら許さなかったのに……悔しいっ!!」
男「本当、いいんちょってどういう頭してんだろ……あっ、じゃあさ」
男「結婚するまでパンツ見せないなら、俺と結婚すればいいんじゃね?」
女「えっ……えぇぇ!?」
男「俺も責任取らないとなー、なんつって……」
女「……///」ポッ
男「……なんで赤くなってんの?」
女「うっ、うるさいですっ!! バカァッ!!」


39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/03/30(土) 23:19:40.29 ID:USfdBQG9O [16/19]
  • 春風の悪戯(勝美さんVer.)

女「うぁっ…!?」フワリ
男「おぉ、ムッチリお尻に地味パンツ」
女「てめえ、感想述べてる場合か! つうか見んな!」
男「男勝りの勝美もパンツ見られたら動揺すんのなー」
女「ったりまえだろ! この変態!」
男「しかし、年頃なんだからもうちょい色気のあるパンツを穿いてほしいものだ」
女「余計なお世話だよっ! それ以上口開いたら拳めりこますぞ?」
男「おぉ、恐ろし。けど地味パンツも俺は好きだぞ」
女「パンツパンツうっせー! 少しは見られた側のことも考えろ!」
男「勝美!」クワッ
女「うわっ! な、なんだよ……」
男「男ってのはなぁ……パンツのために命も張れるもんなんだよ! だからお前もパンツは真剣に選べ!」
女「知らねーよ! マジな顔して何言ってんだバァーカ!!」
最終更新:2013年09月02日 18:12