301 名前:1/2[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 00:40:13.46 ID:2sf1yAaU0 [1/4]

委「ふぅ、予習復習終わり、っと。
  課題は明日片付けるとして……日曜日は何しようかな…」

♪~~♪~~~♪~

委「電話? 誰かr…!!! スーハースーハー  (ピッ) もしもし?」
タ『あ、いいんちょ? 別府だけど、今大丈夫?』
委「ちょうど予習復習が終わったので休もうとしてたところを邪魔されました」
タ『げ…す、すまん。そういうつもりじゃなかったんだけど…』
委「冗談です。ところで、こんな時間に何か用ですか?」
タ『あ、あぁ…今日さ、数学の課題が出たじゃん?』
委「出ましたね。明日やろうと思ってたところですけど、それが何か?」
タ『ならちょうど良かった。俺もご一緒させてもらっていいかな?』
委「い、一緒!? わ…私と一緒、ですか?」
タ『あぁ。そこそこ量が出たし、一人でやるにはしんどいかなぁって。
  いいんちょが一緒だったら分かんない時に教えてもらえそうだし、何より頑張れそうだし』
委「な、何で私と一緒だと頑張れちゃうんですか?(ひょっとして…好きな娘と一緒だと、っていう理由だったりして…」
タ『ほら、いいんちょだったらサボりそうになった時もケツ叩いてくれそうじゃんw』
委「(そういうことか…)ま、別にいいですけど。人に教えるのは自分にとっても勉強になりますし」

302 名前:2/2[sage] 投稿日:2011/05/28(土) 00:41:28.78 ID:2sf1yAaU0 [2/4]

タ『さすがいいんちょ、そう言ってくれると思ったぜ。じゃあ時間は明日の昼1時くらいd』
委「10時です」
タ『え、10時?朝の?』
委「はい。せっかくだから、課題を片付けるついでに別府君の予習復習もやっちゃいます。
  明日は一日勉強漬けにしてあげますから、覚悟してくださいね」
タ『マジか……ちなみに拒否権とかキャンセル権は…』
委「認めません。もし来なかったら、学校であることないこと言いふらしちゃいます」
タ『それは勘弁してくれ、俺の学生生活が終了するから……しょうがない、10時にいいんちょの家に行くよ』
委「はい……と、ところで別府君?」
タ『何?』
委「わざわざ土曜日を一日潰して別府君に勉強を教える見返りに、私は何をいただけるんですか?」
タ『見返りぃ? いいんちょって、結構打算的だったんだな…』
委「タダほど高い物はないって言うじゃないですか。勉強教えてもらってハイお終い、なんて都合が良すぎます」
タ『そうは言ってもなぁ…あ、そうだ。いいんちょさ、こないだ猫カフェ行きたいって言ってたじゃん?
  もしいいんちょが良ければ、日曜に行かないか? 当日は俺が全額奢るからさ』
委「猫カフェ、ですか……あの、ちなみにそれって…別府君と2人で、ですか?」
タ『え……あぁ、まぁ2人が嫌なら山田と友子あたりも呼んで…』
委「ふ、ふたりで大丈夫です! 他に知人がいると、視線が気になって思う存分猫さんと遊べませんから!」
タ『そ、そう? いいんちょが良いんだったら俺は別に…』
委「じゃあ…猫カフェ、約束ですよ。絶対ですよ!」
タ『わかった。じゃあとりあえず明日の勉強の方よろしく頼むよ』
委「はい、任せてください。ビッシビシいきますから!」
タ『お手柔らかにな…じゃ、また明日。おやすみ』
委「はい、おやすみなさい…(ピッ)………ど、どうしよう…明日も明後日も別府君と一緒…
  し、しかも日曜は……別府君と、猫カフェで……デ…デ…デーt………
  はぅ……はぅぅぅぅぅぅぅぅ…」(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ)
最終更新:2011年05月29日 11:32