54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/23(日) 01:01:01.05 ID:ZxqvtM2f0 [2/6]
お題
つ・家が遠いツンデレがもう帰らないと終電が無くなるのに、男と離れがたくてなかなか帰らなかったら
82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/06/23(日) 08:29:41.85 ID:rk7h1sQY0 [2/2]
54
男「お、もうこんな時間か。えらい長く話しこんじまったな」
女「え?……あっ、本当だ」
男「ぼちぼち帰んないと、終電なくなっちまうな。そろそろ締めにすっか」
女「そ、そうね……明日も学校あるしね」
男「どした。なんか言いたそうだぞ」
女「別に何も……」
男「……」
女「……」
男「……そこで帰りたくないとか言っちゃう可愛げは、お前に期待しちゃ駄目か?」
女「ばっ、馬鹿じゃないの!?映画やテレビの見すぎよ……」
男「ふーん……俺はかなみに帰って欲しくないんだけどな」
女「えっ……」
男「泊まってけよ。始発で帰れば余裕で学校間に合うだろ?」
女「そ、そんな……だって、着替えとか持ってきてないし、急過ぎるわよ」
男「俺の服貸してやるよ、だからそんな寂しそうな顔すんな」
女「別に寂しくなんかないし……!!」
男「じゃあ、俺が寂しいから帰らないでくれよ。な?」
女「……むぅ」
男「ほら、かなみ。こっちこい」
女「……仕方ないわね、そこまで言うなら泊まってあげるわよ」ギュッ
男「はいはい、泊まっていただいてありがと」ギュッ
最終更新:2013年09月02日 18:36