34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2013/10/05(土) 20:24:26.62 ID:gYlucO2k0 [9/32]
纏「はぁ!やぁ!とぁー!」プルプル
男「……何してんの?」
纏「ぬ、タカシか……ちょうどよい。お主も手伝え」
男「アシカの物真似なら間に合ってますんで」
纏「ちがーう!これは腹筋運動じゃあ!」
男「俺の知ってる腹筋と違う……纏はどこか知らない国の生まれなのかな?」
纏「喧しい!ちょっと腹筋が吊って二つ折りになっておっただけじゃ!」
男「腹筋吊るってだいぶ運動不足だなぁ。無理すんなよ」
纏「お主にそのようなこと言われたくないわ!」
男「あのなぁ、まずは軽い運動から慣らしてかないと、身体壊すって。これ常識よ?」
纏「ぐぬぅ……お主に常識云々と言われるのは不愉快じゃ」
男「まずはストレッチやジョギングから始めること、判った?」
纏「な……ならお主も儂に付き合わぬか!」
男「うぇ?なんで?」
纏「旅は道連れというじゃろうが。言い出しっぺが逃げるとは片腹痛いわ!」
男「別にいいけど……」
纏「それなら今からじょぎんぐに出かけるぞ、準備せい!」ワクワクソワソワ
男(俺かなりペース早いけど、ついてこれんのかな……?)
ーーーそして案の定、タカシの遥か後方を涙目でついていく纏さんであった。
最終更新:2013年11月17日 16:23