660 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/04(土) 08:33:33.36 ID:8vaKLHmT0
ガチャッ ソローリ
(five minutes passed)
姉「……はふぅ………さて、と……コホン………弟くん、起きなさい!」
弟「zzzzz…」
姉「もう! わざわざお姉ちゃんが起こしてあげてるんだから、さっさと起きなさい!」
弟「ん~……あと5分…」
姉「何ですか、その漫画みたいな台詞は!
グズグズしてないで早く起きないと、いい加減お姉ちゃんの堪忍袋の緒も切れちゃいますよ!」
弟「んぁ~………姉ちゃんがお目覚めのキスしてくれたら起きる…」
姉「な!? ななななな何バカなこと言ってるんですか!
姉弟で……キ…キ………キス……とか……そ、そんな破廉恥なこと、ぜ~ったいにしませんからね!」
弟「いや、冗談だから。ていうか朝からあんだけうるさくされたら嫌でも起きるっての」
姉「じょ、冗談でも言って良いことと悪いことがあるんです!
あと、お姉ちゃんは好きでうるさくしてるんじゃありません!弟くんがだらしないから、仕方なくなんです!」
弟「わかったわかった、俺が悪かったよ」
姉「ホントに分かってるんですか?まったく…
だいたい弟くんは昔っからだらしなくて、お姉ちゃんが見てあげないと心配で…」
弟「お説教はあとで聴くから。とりあえず、そろそろ着替えないと遅れちまうよ」
姉「着替えればいいじゃないですか。だいたい遅れそうなのは弟くんがいつまでもぐーすか寝てるからで」
弟「…(ニヤリ)…あぁ、そういうことか。姉ちゃんは、俺が着替えるところが見たくて部屋から出ないって事かw」
姉「な…何言ってるんですか! お姉ちゃんはそんな変態じゃありません!
ていうか、いま部屋から出ようと思ってたところです! 着替えが見たくて居残ってる訳じゃありません!」
弟「わかったからマジで出てくれ。さすがに恥ずいから」
姉「言われなくても出ます! 早く着替えて朝ごはん食べちゃいなさい!」
弟「うぇーい」
姉「(パタン)…まったく…起こす前に弟くんの寝顔を堪能するだけでも心臓ドッキドキなのに…
お姉ちゃんだって、見られるものなら弟くんのお着替え見たいに決まってるじゃないですか…」
弟(姉ちゃん……独り言のつもりなんだろうけど、ドア挟んでこっちまで丸聞こえだよ…)
最終更新:2011年06月09日 22:06