36 名前:自分の物まねをされた新妻みこちん1/2[] 投稿日:2011/04/10(日) 01:56:05.94 ID:w+ZyTFTaO
『お前が料理するとは。はてさて、一体どんな下手物が生まれることやら』
「おいおい、お前と結婚するまでずっと一人暮らししてたんだぜ?
俺の腕前を見て驚くんじゃねぇぞ!」
『ふん、どうだかな。口だけであれば誰でも言える。まぁ、お前なんかが私の舌を唸らせられるとも思えんがな』
「まぁまぁみてなって!ほら、そろそろできるから席つけって!」

『……ほう、これは』
「尊の好きなオムライス作ってみました!ちゃんとトロトロにできてるぜ~」
『見た目は……とりあえず悪くないな。問題は味だが』
「食べてみれば全部分かるよ!……あっ、そうだ!」
『?』


37 名前:自分の物まねをされた新妻みこちん2/2[] 投稿日:2011/04/10(日) 01:57:11.16 ID:w+ZyTFTaO
「コホンッ……か、勘違いするなよ、これは別にお前の為に作ったわけじゃないんだからなっ!!」
『なっ…!?き、貴様、何様のつもりだ!!』
「普段の尊をマネしてみたんだwほら、冷めないうちに食べてくれよ!」
『むぅ…まあいいだろう、それではいただきます』
(パクッ、モグモグ…)
『……こ、これは!?……お、お前にしてはやるじゃないか……とりあえず褒めてやらんこともないぞ…』
「ふ、ふん!!俺が作る料理がマズいわけないだろうがバカ!!もっと考えてものを言え!!」
『き、貴様、せっかく人が褒めてやってるのになんてことを言うんだ!?』
「え~俺は尊の真似してるだけだよ。お前いつもこんな感じだろ?」
『ぐぅっ……そ、それはそうかもしれないが……』
「ほら、御託はいいから早く食べてくれないか!皿が片付かないから困るんだっ!!」
『……う、ううぅ…』
「何だ、せっかくのご飯時にそんな顔をして!!せっかくの料理の時間が楽しくなくなるだろうが!!」
『…………』
「……あ、あれ、尊?」
『…………ひっく…(ウルウル)』
「う、うわぁ~ご、ゴメンよ尊、ちょっとやりすぎたよ、ただの冗談なんだよ!?
だから、泣かないで!?なっ、なっ!!?」


この後、2時間近く説教されたタカシなのでした。

せっかく書いてたSSが消えるてめちゃくちゃショックだわ、ちょっと尊さんに慰めてもらってくる
最終更新:2011年05月05日 00:32